ペアリングワイン

意外とハマる!秋スイーツに合うワイン

あまり甘党でない私。普段ケーキを買ったり、流行のスイーツを買ったりすることはあまりないのですが、この季節だけは別です。

「栗、さつまいも、かぼちゃ」。この、秋スイーツを彩るワードにとことん弱いのです。

‶食欲の秋″とは良く言ったもの。今の時期にしか食べられない!と思えば思うほど食欲が増すのは、私だけではないのではないでしょうか?

そして、そんな秋スイーツにはどんな飲み物を合わせようか、と考えます。コーヒーでは少し味が濃すぎて秋食材の甘みをカバーしてしまう。では紅茶?もちろん、紅茶と秋スイーツの相性は良いのですが、少しありきたり・・。

そんな時に試してみたのが「ワインと秋スイーツ」のペアリング。思いがけぬ相性の良さに、ワインってやるなぁと感心してしまうほどでした。

今回は、この季節に楽しみたい「ワインと秋スイーツ」のペアリングについてご紹介します。気になった方は是非お試しください!

ワインと秋スイーツのペアリング
①スイートポテト × ジンファンデル

秋スイーツの王道といっても過言ではない、スイートポテト。こんがりとついた焼き目に、バターの香りが食欲をそそります!

茹でた(ふかした)さつまいもに、牛乳または生クリーム、卵黄、バターにグラニュー糖等を混ぜオーブンで焼くだけなので、以外と簡単に家でも作ることができます。

家で作れば甘さも好みで調整することができるので、嬉しいですね。

そんなスイートポテトにおすすめなのが、ジンファンデル。ジンファンデルとは、アメリカ・カルフォルニアで多く栽培されている赤ワイン用のブドウ品種。イタリアの安うまワインでもお馴染みの‶プリミティーボ″と同じDNAを持つと言われています。

酸やタンニンの主張がそれほど強くなく、ベリー系果実の豊かな果実味と、甘みを感じるものが多いのが特徴です。

酸やタンニンが少ない分、さつまいもの素材の甘さを消すことがありません。その反対に、バターのリッチさを程よく調和してくれるのでバランスの取れたペアリングとなります。

【おすすめのペアリングワイン】

▶︎Burlesque Zinfandel

エチケットがなんともアメリカらしく、可愛らしいこちらのワイン。果実味をたっぷり感じられる赤ワインが飲みたい!と思ったときにおすすめです。

ジンファンデルというと、豊かな果実味に少し飲み疲れしてしまうという方もいますが、こちらのBurlesque Zinfandel は程よく酸が残りエレガントな印象なので、ワイン単体でも長く楽しめる味わいです。

ベリー系の果実味に、ふわりと香るバニラ、カカオなどが加わり程良い複雑味を楽しむことができます。

・原産国:アメリカ
・産地:カルフォルニア / ナパ・ヴァレー
・品種:ジンファンデル
・容量:750ml

②モンブラン × ガメイ

最近では一年中ケーキショップに定番で並ぶモンブランですが、この時期「限定」のモンブランは、なぜか魅力的にみえるのは私だけでしょうか(笑)?

モンブランは、その名の通りフランスとイタリアにまたがる「Mont Blanc(白い山)」に因んで名づけられたケーキ。

日本での発祥は、東京・自由が丘に本店を構える「モンブラン」というケーキ屋さん。私たちになじみのあるスポンジ状記生地の上にマロンペーストを重ねるスタイルは、このお店がつくりだしたものなのだそうです。

何はともあれ、世界中で愛されるモンブラン。モンブランにおすすめは、味わい自体の主張は控えめながら、程よい果実味と心地良い酸を持ち合わせたガメイ。

ガメイとは、お馴染み「ボージョレ・ヌーボー」に使われる赤ワイン用のブドウ品種です。ガメイの持つ繊細なタンニンと酸、チャーミングなベリー系の香りがアクセントとなり、モンブランをより深い味わいに感じることができます。

質の良いボージョレ・ヌーボーは熟成されることで、味わいが落ち着き、ピノ・ノワールに似た複雑性が表れることも。モンブランに熟成ヌーヴォーという、粋なペアリングはいかがでしょうか?

【おすすめのペアリングワイン】

▶︎Beaujolais Villages Nouveau Domaine De La Madone

マドンヌは、自然派ワインの造り手としても有名で特にボージョレ・ヌーボーには定評があります。バイオデナミック農法でワイン造りが行われ、完熟まで収穫を待つことによってヌーヴォーらしからぬ凝縮した果実味に。

もちろん、その年の新酒としても十分に味わい深いですが、熟成させることによってより深みが増し、落ち着いた印象になり、まろやかなマロンクリームとさらにマッチします

・原産国:フランス
・産地:ボージョレ
・品種:ガメイ
・容量:750ml

かぼちゃプリン × ポートワイン

さつまいも、栗と並んで秋の三大スイーツ食材である「かぼちゃ」も忘れてはいけませんね。かぼちゃのマフィンやかぼちゃタルトも魅力的ですが、かぼちゃと言えばやはり「かぼちゃプリン」ではないでしょうか?

口当たり滑らかなタイプ、かぼちゃの素材感が残ったタイプなど、ひとくちに「かぼちゃプリン」といえど色々な種類が楽しめるのも魅力のひとつです。

そんな、かぼちゃプリンとのペアリングで是非覚えておいていただきたいのが「ポートワイン」。日本では、日常的に飲む方が少ないポートワインですが1本家にストックしておくと、気分を変えたい時に重宝するのでおすすめです!

ポートワインは、造り方によって香りや味わいが異なります。その中でも、今回おススメするのは「トゥニータイプ」。トゥニータイプとは、10、20、30、40年と小さい樽で熟成させて酸化が進む事でワインが黄褐色=トゥニーに変わったことから呼ばれています。

ワインは熟成とともに、シナモンなどのスパイスのニュアンスがでてきて、かぼちゃプリンにぴったりのアクセントとなります。

【おすすめのペアリングワイン】

▶︎TAYLOR'S Tawny Port Aged for 20years in wood

ボートワインの5大メーカーのひとつでもある「TAYLOR'S」。英国王室御用達ブランドとしても知られています。おススメするのは、10年熟成のトゥニーポート。

プルーンや煮詰めたブルーベリーのような凝縮した果実味に、ナッツやドライフルーツ、シナモン、ナツメグを思わせるスパイスのニュアンスが加わります。驚くほど、かぼちゃプリンが大人のデザートに変身します!是非お試しあれ。

・原産国:ポルトガル
・産地:ポルト / ドウロ
・品種:数種のブレンド
・容量:750ml

まとめ

私のように、普段は甘党でない方にも楽しんでいただきやすいのが「スイーツ×ワイン」のペアリングだと思います。

この時期にしか味わえない秋スイーツとのペアリング、自分へのご褒美としてもおすすめですよ。

高橋 宗子

【お家で楽しむワイン提案のワインエキスパート】
ニュージーランドワイン好きが高じて、ワイナリー・ブドウ畑巡りをする為ニュージーランドへ移住。
都内ワインインポーターにて星付きレストランにもワイン紹介をしてきた経験を活かし「お家でも気軽に楽しめるワイン時間」を提案しています。 高橋 宗子の記事一覧 

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