ペアリングワイン

これからの季節にオススメ!ニュージーランドロゼとさっぱりおつまみ

今の時期に是非飲んでほしいロゼワイン!

暑さが日に日にます今日この頃、お酒はスカッと缶ビール!となっていますか?

ちょうど、湿気を感じるこの季節に是非オススメしたいのが「ニュージーランド ロゼワイン」です。

「本日の一本」を選ぶとき、あえて選択肢に入れることが少ないロゼワイン。何を隠そう筆者も日本にいる時は自ら進んで「今日はロゼを飲むぞ!」という日はなかなかなかったものです。ロゼといえば「フランス・プロバンス」か各国の名の知れたワイナリーのロゼか・・くらいしか思考が働かなかったのです。

そして、ロゼと言えば製造方法も様々。赤ワインと同様マセラシオン法(果皮と種子を果実と一緒に醸造する方法)や白色ワインと同様直接圧搾法(黒ブドウを白ワイン製造法と同様にブドウの果汁だけ醸造する方法)やセニエ法(白ブドウと黒ブドウを混合して醸造する方法)など「なにを基準に選んだらいいのかわからない!」というループにハマっていました。

しかし、こんな私もここニュージーランドに来てから、「ロゼ」にハマってしまったのです。

その理由は、

「ワインが飲みたい気分だけどイマイチ何が飲みたい気分なのか自分でもわからない」

「暑すぎず、寒すぎずな今日のこの気候に合わせるには何のワインがいいかなぁ」

と今日の一本に悩んでいた時に飲んだロゼワインがきっかけでした。

重すぎず軽すぎず、そしてお料理の邪魔をしないロゼにはまってしまったのです。

今回は、あまり色々な事を考えずに、筆者が実際に飲んで是非皆さんにオススメしたい「ニュージーランドロゼワイン3本」と簡単に作って頂ける「さっぱりおつまみ3選」を合わせてご紹介していきます。

厳選してオススメするニュージーランドロゼワイン

1)Ata Rangi Rose

筆者の好きなNZワイナリーの一つ。このワインは、「カベルネソーヴィニヨン36%、メルロ28%、ピノ・ノワール16%、シラー16%、カベルネフラン4%」 から造られ、ワインそのものに複雑味を感じることが出来ます。オレンジピールやグレープフルーツのようなビターさが余韻まで続きワイン単体でも十分に楽しんで頂ける一本!

2)MATUA Regional Pinot Noir Rose Marlbourough

ニュージーランドを代表する品種ソーヴィ二ヨン・ブランをニュージーランドで初めて生産したワイナリーとして知られています。 このロゼワインはピノ・ノワールから造られ、レッド系のベリーの香りと野苺のようなパッと明るい果実味が特徴的。夏のランチ時にピッタリなロゼです!

3)SILENI N.V. CELLAR SELECTION SPARKLING ROSE

最後の一本はロゼ・スパークリング。 ピノ・グリ、メルロから造られるこのワインは二種の良いところがうまく掛け合わさった食前、食中にもピッタリなワインです。ベリー由来の果実味、心地良いタンニン、複雑味を感じられるコスパの優れた1本です。

ロゼに合わせたいお手軽サッパリおつまみ 3選

1)いくらでも食べれるキャロットラぺ

作り置きしておけば、メニューを選ばず色々なメイン料理に合わせやすい万能サイドディッシュ。

▼材料(2〜3人分)
・人参…3本
・レーズン…30g
・スライスアーモンド…30g
・オリーブオイル…大さじ3
・ワインヴィネガー(なければお酢)…大さじ2
・塩胡椒…適量
・パセリ(あれば)

▼作り方
① 人参をスライサーでスライスし、塩をふりかけ10~15分ほど置き水気が出てきたら絞る
② ①にオリーブオイル・ワインヴィネガーで味付けをし、10分ほど置き味をなじませる
③ ②にレーズン、スライスアーモンドを混ぜ合わせ、胡椒を振り味を整える
④ パセリを振りかけて完成!

2)NZレシピをアレンジ!カブとリンゴのなます

このレシピは筆者がNZでビーツとリンゴで良く作っていたレシピを和風にアレンジしたバージョンです。

▼材料(2〜3人分)
・カブ(ビーツ(赤大根)、大根でも代用可)…4〜5株 株の葉も一緒に使いましょう(ビーツなら2,3株/大根なら1/2本程)
・リンゴ…1個
・くるみ(他のナッツでも代用可)…お好きな量
・3倍酢(なければその他お酢でも代用可)…大さじ3
・砂糖(はちみつやメープルシロップでも代用可)…大さじ2
・オリーブオイル…適量

▼作り方
① カブとリンゴを同じ位の大きさのいちょう切りにし、塩を振りかけ10,15分ほど置き水気が出てきたら絞る
② カブの葉は2cm程にカットする ※カブの葉は食感を残すため塩もみせずにおく
③ くるみは香ばしくなるまで乾煎りしておく
④ ①にワインヴィネガー、砂糖で味を整える
⑤ ④にカブの葉、クルミお投入し混ぜ合わせる ⑥ 仕上げにオリーブオイルを適量回しかける(味がマイルドになり旨みが増します)

3)オレンジとマスタードのドレッシング

このドレッシングは簡単に作れて、お肉からお野菜まで何にでも合わせて頂きやすいドレッシングです。

▼材料(2人分)
・オレンジ(マンダリンなど中くらいの大きさのもの)…1個
・ディジョンマスタード…大さじ2~3
・オリーブオイル…大さじ3
・塩胡椒…少々

▼作り方
① オレンジを半分に切り絞る(お好みでオレンジの皮をスライスして混ぜても良し)
② オリーブオイル、ディジョンマスタードを先に混ぜ合わせる
③ ②にオレンジの絞り汁を加え塩胡椒で叔父を整える

*オススメのお料理
サラダにはもちろん、蒸し鶏や唐揚げなど鶏肉料理や、白身のお魚のカルパッチョなどに合わせても相性抜群です!

ニュージーランド・ロゼでいつもと気分を変えて、この暑さに負けずワインを楽しみましょう!

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高橋 宗子

【お家で楽しむワイン提案のワインエキスパート】
ニュージーランドワイン好きが高じて、ワイナリー・ブドウ畑巡りをする為ニュージーランドへ移住。
都内ワインインポーターにて星付きレストランにもワイン紹介をしてきた経験を活かし「お家でも気軽に楽しめるワイン時間」を提案しています。 高橋 宗子の記事一覧 

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