大穴!心と身体を癒すニュージーランドスウィートワイン
カボチャにさつまいもに栗、秋のスイーツに目がない私にとっては、まさに「食欲の秋」という言葉がぴったりな今日この頃です。 ワインラヴァ―の皆さまは、どんなワインを楽しんでいますか?
四季の移ろいがはっきりとした日本は、季節ごとに旬の食材を楽しむのと共に日々のお酒を変えることも楽しみの一つですよね。今回は、秋ワインのラインナップに是非加えて頂きたい「ニュージーランドの甘口ワイン」のご紹介です。
ワインを始め「お酒」好きな私自身は、どうしても飲みすぎてしまうこともしばしばなのですが、、甘口ワインを日常に取り入れることによって「ディジェシティフ(食後酒)」の概念が生まれ飲みすぎ防止・そして適量でお酒を楽しむことができるようになりました。
また、反対にあまりお酒は得意でないというお友達やパートナーと一緒に食事を楽しむときにも甘くて飲みやすい甘口ワインを1本ストックしておくと話のネタにもなりますし非常に重宝します。
甘口というと、ブドウ果汁に蒸留酒を加えた「マディラ」や「ポート」をイメージされる方もいるかと思いますが、今回は純粋にブドウのみから造られた甘口の味わいがあるワインのご紹介です。
「甘党じゃないから・・」と普段あまり甘口ワインを飲んでこなかった筆者も、あまりの美味しさに自分用とお土産用に複数本購入してしまった程です。
百聞は一見にしかず、一度お試しください。
ニュージーランドのおすすめスウィートワイン
▶︎Pegasus Bay ARIA Late Picked Riesling他の記事でも度々ご紹介しております「Pegasus Bay」ワイナリー。私がこのワイナリーのファンになった理由の1本でもあるのがこのワインです。
新世界らしく林檎の蜜やアプリコットの厚みのある華やかで熟した果実の香りとスイカズラやジャスミンなどの甘美なアロマが混ざり合い非常にリッチな印象です。口の中に入れた後も芳醇なミネラルと酸と甘みが余韻かけ続きます。
こちらはスティルワインですので、食前酒、前菜など軽いお食事とも合わせていただきやすいですし、ご家庭でのパーティーなどで1本目に飲んでいただくとその場も非常に華やかになること間違いなしです!
*産地:オタゴ地方
*品種:リースリング
*容量:750ml
TE MANIAワイナリーはマールボロ地方から車で一時間程でいけるタスマン海に面した生産地「ネルソン」地方のワインです。こちらのワインは収穫期に果実を熟成のピークまで待った遅積みブドウから造ったアイスワインです。
醸造家のラーズさんも、「ニュージーランドはニューワールドの中でも歴史が浅いからこそ、こういったスウィートワインも色々なスタイルを勉強し、革新していっている」とおっしゃていました。
柑橘やアプリコットの熟した果実にオレンジピールやライムなどの苦味のフレーバーも混ざり合います。飲み口はスムースで飲み疲れをしないので、どんなシーンにでも合わせていただきやすいワインです。デザート代わりに一杯、または少し疲れて帰ってきた日の「リフレッシュ」ワインに一杯いただくと心が満たされます。
*産地:ネルソン地方
*品種:リースリング
*容量:750ml
SPY VALLEY ワイナリーは、ニュージランドのサスティナブル認定ワイナリーで、ボトルは96%リサイクルガラスで作られるなど、サスティナブルなワイン造りを徹底しているワイナリーです。
こちらは、フランスボルドー地方、ソーテルヌ地区で有名なボトリティス・シネレア菌をブドウに付着させ、ブドウの糖度を上げたブドウから造られる貴腐ワインです。ネクタリンやアプリコットの完熟果実、貴腐ワインの高貴な蜜のニュアンスに、きめ細かい酸が余韻に掛けて続きます。
世界各国をみても、シャルドネから造られる貴腐ワインは希少ですので、新たなワインに出会いたい!という方にもおすすめです。
*産地:マールボロ地方
*品種:シャルドネ
*容量:375ml
甘党?なニュージーランド人
ニュージーランドはアイスの消費量が世界一と言われるほど甘党の人が多い国として知られています。
「ニュージーランドと言えば」でお馴染みの「HOKEY POKEY(ホーキーポーキー)」。HOKEY POKEYとは黒糖、黒蜜、重曹などを溶かし固めたクリスピーなキャラメルのようなものです。
ニュージーランドではアイスクリームやチョコレートなどHOKEY POKEY商品はあらゆるところで目にします。正直、とっても甘い!ですが、甘党にはたまらないスウィーツだと思います。
ニュージーランドを訪れた際は是非試してみてくださいね。
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【お家で楽しむワイン提案のワインエキスパート】
ニュージーランドワイン好きが高じて、ワイナリー・ブドウ畑巡りをする為ニュージーランドへ移住。
都内ワインインポーターにて星付きレストランにもワイン紹介をしてきた経験を活かし「お家でも気軽に楽しめるワイン時間」を提案しています。
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