ペアリングワイン

ワインに合う「米粉料理」はいかがですか?

突然ですが、皆さんは最近、お米を食べてますか?

「うーん、パン食なので食べてないかも」

「お米は糖質が気になるから控えてる」

そんな方も多いのではないでしょうか?

ペアリングワインでは現在、全国の米農家さんと提携をし、「米粉」のプロデュース・普及活動を行なっております。

今回は、この「米粉」の魅力についてお届けいたします。

米粉の魅力とは?

米粉は、ご存知の通り、小麦アレルギーの方や自己免疫疾患をお持ちの方でも気にせず安心して食べることができます。

また、お米に含まれる「米タンパク質」には、血中のコレステロールを改善する作用や、血糖値の上昇を抑える作用があります。

他にも、

●米粉で作られたパンや麺は日本人が大好きなもっちりとした食感。

●小麦粉よりも油の吸収率が低く、ヘルシーな料理を作ることができる。

●米粉はダマにならないので、粉を振るう必要がなく調理が簡単。

●揚げ物に米粉を使うとサクサク感が長く継続する。

●小麦粉よりもアミノ酸スコアが高く良質なタンパク質が摂取できる。

など、魅力に溢れています。

最近では、小麦に含まれるグルテンが腸で炎症を起こして様々な体の不調を招く恐れがあることから、小麦中心の食のあり方が見直されてきています。

小麦を抜くことは、グルテンフリーと呼ばれるもので、以前には、プロテニスプレーヤーのジョコビッチの本でも話題になりましたね。

また、糖質が気になるという方は、野菜など前菜から食べて副菜、タンパク質などを食べた後にお米を食べれば、急な血糖値の上昇を抑えられるので “食べ順” がオススメです。

米粉を選ぶ際のポイントとは?

米粉がなんとなく良さそう、ということはお分かりになったと思います。

ただ、米粉であれば何でもいいかと言うと違っており、

①米粉の粒の大きさ
粒径の大小によって食感に影響をもたらします。粒径の大きいものでパンなどを焼くと膨らみ辛いです。

②デンプンの損傷度
お米から米粉にする際にデンプンが損傷する度合いです。デンプンの損傷度の割合が高くなると水分を多く含むようになり、食感に影響をもたらします。

③アミロース含有量
米の主成分であるデンプンは「アミロース」と「アミノペクチン」で構成されており、アミロース含有量の高さにより、麺用、パン用、料理・製菓用と適性が異なります。

米粉を使う際は、以上の3つを考慮して選ぶ必要があります。

米粉用米の新品種「笑みたわわ」とは?

ペアリングワインでは、ワインに合う料理の食材として、「笑みたわわ」と言う品種の無農薬&オーガニックの米粉の取り扱いをスタートいたしました。

「笑みたわわ」は、国立農研機構で研究・開発され、粒径が小さく、デンプンの損傷度が低いのが特徴で、料理、パン、製菓に適した米粉用米の新品種として今注目されています。

私も実際にこの「笑みたわわの米粉」を使ってパンケーキを作って食べてみましたが、ふんわりもちもちで最高に美味しかったですよ!^^

笑みたわわの米粉には、「料理用」と「製菓用」があり、「料理用」の笑みたわわでは、パンを一からオリジナルで作れたり、料理のとろみ付けや、揚げ物などに使えばヘルシーでサクサクに仕上がります。

一方、「製菓用」の笑みたわわは、料理用の米粉よりも細かい粒度になるのでいろんなお菓子が作れます。

ぜひ、皆さんも一度「笑みたわわ」の米粉を使ってワインに合う料理・スイーツを作ってみてはいかがでしょうか?^^

もちもちふんわりでとっても美味しいですよ♪

「笑みたわわ」の米粉を食べてみたい!と言う方は、以下のフォームより購入いただけます。

◎料理用 笑みたわわ 900g 2,185円(消費税・送料込み)

◎製菓用 笑みたわわ 900g 2,185円(消費税・送料込み)

どちらも無農薬&オーガニックで、注文後に製粉いたしますので、とっても新鮮です!

▶︎笑みたわわの米粉の購入はこちら

日本におけるお米の消費動向

昨今では、パン、スイーツ、あらゆる料理は輸入された小麦粉から作られたものが非常に多いです。

農林水産省の調べでは、日本にける1人あたりの年間の米の消費量は昭和37年度(118kg)をピークに年々減少しており、令和2年度では半分以下の50.7kgにまで減少しています。

小麦粉を米粉に代替えしていった場合、仮に国産の米粉のパンを1人が1ヶ月に3個食べると日本の自給率は1%アップすると言われており、日本の農業・水田を守ることにも繋がっていきます。

このような背景からも、ペアリングワインでは、健康的で体にも優しい「米粉」を普及していきたいと考えています。

ぜひ、一度、みなさんも「米粉」を試してみていただけたら嬉しいです。

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ペアリングワイン編集長

小池智英
ワインや食を通じて人と人が繫がる活動を展開中。
J.S.A.ワインエキスパート/WSET Level3 ペアリングワイン編集長の記事一覧 

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