「ボトルラベルがかわいくて、外さないワインが知りたい」

この記事はそんな方々に向けて書いています。

ワインを選ぶ際、ボトルラベルに惹かれて購入されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。私は、ずらり立ち並ぶワインを見たとき、ボトルラベルが目に付くもの手に取ることが多々あります。もちろんハズしていないか不安にもなります。せっかく買うのですから美味しいワインが飲みたいと思いますよね。

今回は、ボトルラベルがかわいく、しかもコスパ最高のワインを紹介します。

“ガタオ”とは

今回紹介する“ガタオ”とは、１８８４年にポルトガルのポートで創業した歴史あるワインメーカー“ヴィニョス・ボルゲス”が送り出す品質の高いデイリーワインです。

“ヴィニョス・ボルゲス”は、１９９８年に最新のブドウ栽培技術と新たな生産設備の導入によりワイン品質を大きく向上させ、２０１２年にはAWCウィーン国際ワインコンクールでポルトガル最優秀生産者賞を受賞しました。

品質の高いデイリーワインから見事なヴィンテージポートまで数多くのワインを世に送り出すポルトガル屈指のワイン生産者です。ポルトガル屈指の生産者“ヴィニョス・ボルゲス”が生み出す高品質なワインに猫をあしらったラベルは、家飲みはもちろんのこと、パーティーや気軽なプレゼントとしても重宝するはずです！

暑い夏にもピッタリ！おすすめ“ガタオ”

▶︎ガタオ ヴィーニョ・ヴェルデ

ヴィーニョ・ヴェルデとは、ポルトガル北部にあるワイン産地の名です。ポルトガルのワイン法では、認可されているブドウ品種やブドウの最大収穫量など、厳しい条件をクリアした品質の高いワインのみヴィーニョ・ヴェルデと表記することが許されるので、ボトルラベル・ワイン名にヴィーニョ・ヴェルデの名が入っているのは一部に限ります。

別名「緑のワイン」と呼ばれるヴィーニョ・ヴェルデですが、色が緑なのではありません。ポルトガル語で「ヴィーニョ」はワイン、「ヴェルデ」は緑やフレッシュ、若々しさという意味を含み、直訳すると「緑のワイン」となります。その名の通り、フレッシュで爽やかな味わいのワインが多く、夏にキンキンに冷やして飲むにはうってつけです。

原産国：ポルトガル
生産地：ミーニョ
品種　：アザール、ペデルナン、トラジャドゥラ、アヴェッソ、ロウレイロ
味わい：樽熟成を行わず、「緑のワイン」の名の通り、フレッシュで若干発泡しており爽快感のある味わいが特徴です。レモンやグレープフルーツなどが香る爽やかさは、夏に思いっきり冷やして楽しむのがおススメです。

《おすすめペアリング》

◎白身魚の天ぷら
大西洋に面したポルトガルは魚介料理が豊富にあり、海に囲まれた日本の食文化と似通った部分があります。

天ぷらはポルトガルから日本に伝わった経緯もあり、ポルトガルワインの“ヴィーニョ・ヴェルデ”と相性抜群。日本人の舌にも合うペアリングとなります。

熱々の天ぷらと思いっきり冷やした“ヴィーニョ・ヴェルデ”のペアリングは考えただけで涎が止まりません。

▶︎ガタオ ロゼ

ポルトガルを代表する黒ブドウ品種の一つ、トウリガ・フランカの古木から収穫した贅沢なブドウを原料に使用した品質の高い辛口ロゼワインです。

フレッシュさが持ち味のため若干発泡しており、よく冷やすと果実の香りが軽快に感じられ、すいすいと飲むことができます。

色鮮やかで香り高く、飲み疲れしない“ガタオ　ロゼ”は常に１本持っておきたいワインです。乾杯から食中酒と幅広いシーンで使うことができます。

原産国：ポルトガル
生産地：トラズ・オス・モンテス
品種　：トウリガ・フランカ、ティンタ・ロリス、ティンタ・バロッカ
味わい：美しいピンクの色調、華やかな香りと果実味、酸、タンニンのバランスが取れた味わいは食中酒としておススメです。よく冷やしても美味しいので暑い夏にピッタリです！

《おすすめペアリング》

◎寿司
“ガタオ ヴィーニョ・ヴェルデ”に続き、ロゼも魚介料理と好相性です。生魚の脂身とほのかなタンニンが溶け合い、甘やかなニュアンスは酢飯に合います。元来、ポルトガルでは生魚を食べる習慣がありませんでしたが、寿司ブームが到来しており、現地でも定着しているペアリングです。

いかがでしたか。ポルトガルは世界中で注目を集める生産地です。ラベルに惹かれて試してみたら、きっとハマると思います。猫が好きな方もそうでない方もぜひお試しください。

《関連記事》
・猫好き集合！胸きゅん猫ワイン
・胸キュン！どうぶつワインとは？