ペアリングワイン

夏に飲みたい!オシャレなシャンパンカクテルと相性の良いおつまみ

スッキリ爽やかなシャンパンカクテル

蒸し暑い夏には、シュワシュワと泡が弾けるシャンパーニュが飲みたくなります。飲みきれずに泡が弱くなってしまったシャンパーニュや、好みに合わずに余ってしまった際の活用としてもおすすめなのが、シャンパンカクテルです。お家に居ながらお店気分が味わえて、ちょっとした気分転換にもなります。

今回は、夏におすすめのシャンパンカクテルと相性の良いおつまみも一緒に紹介させていただきます。夏のリフレッシュタイムのおともにいかがでしょうか?

ホワイトミモザ

色鮮やかなミモザの花に見立てたシャンパンカクテル『ミモザ』はとても有名ですが、オレンジジュースとシャンパンで割っているので、結構甘いのが気になる方も多いようです。

夏にはもう少しサッパリとした味わいのものが飲みたいという方にお勧めなのが、ホワイトミモザです。オレンジジュースの代わりにグレープフルーツジュースとシャンパンを1:3で割るだけで完成です。

▶︎大長レモンの皮で作った甘ずっぱ〜いしっとりレモン

こちらのレモンピールのお菓子と相性抜群なので、ちょっとしたおつまみやカクテルの飾り付けにもお勧めです。ホワイトミモザのグレープフルーツの風味とレモンピールの香りがマッチして余韻が後引くペアリングとなります。

ベリーニ

マルシェで甘い桃の香りが漂いはじめると無性に飲みたくなるのがベリーニ。イタリアで生まれたカクテルなので、本来はプロセッコで割りますが、贅沢にシャンパンで割っても勿論美味しくいただけます。

ベリーニは1948年イタリアのヴェネツィアにある『ハリーズ・バー』の経営者ジュセッペ・チプリアーニ氏がルネッサンス初期の画家ベッリーニ展の際に考案したカクテルです。

フレッシュの白桃を使うと格段と美味しいので、日本で桃が旬を迎える7月から8月にお勧めです。本場ヴェネツィアのハリーズ・バーでも生の白桃を使っているそうです。

氷を入れたグラスに、白桃をミキサーでペースト状にしたものに少し蜂蜜を加えて、シャンパンを1:2の割合で注ぎ混ぜたら完成です。

▶︎イベリコ豚の生ハム

こちらは、リサルドカストロ社のイベリコ豚の生ハム。ハモン・イベリコの発祥地であるギフエロは、寒く乾燥した冬と短い夏の気候が生ハムの熟成に適しています。塩気のある生ハムに桃を添える代わりにベリーニを合わせるオシャレなペアリングです。

ロワイヤル・モヒート

近年ブームを迎えているモヒートですが、ソーダで割る代わりにシャンパンで割るちょっぴりリッチなロワイヤル・モヒートはご存知でしょうか?

フレッシュミントの葉とライム果汁、砂糖にラム酒を混ぜ合わせたものに、シャンパンを1:3の割合で注げば完成です。クラッシュアイスはお好みで有りでも無しでも大丈夫です。夏の午後にぴったりな涼を運んでくれるカクテルです。

▶︎ワカモレ

合わせてお勧めなのが、メキシコ料理サルサの一つの『ワカモレ』。こちらの商品はアボガド2個と混ぜるだけで、ご家庭で本格的な味わいのワカモレが作れます。合わせておすすめなのが次に紹介するトルティーヤです。

▶︎カークランドシグネチャーのトルティーヤチップス

イエローコーンとホワイトコーンをブレンドし、素材の味わいがしっかりと感じられる大人気のトルティーヤチップスです。素材が良いので、そのままでも美味しくいただけます。

ワカモレ&トルティーヤとロワイヤル・モヒートは間違いのない組み合わせです。樽熟成のシャンパーニュで割ると香ばしさを高めてくれますよ。

アペロール・スプリッツ

イタリア語では食前酒のことを『アペリティーヴォ』と言いますが、アペリティーヴォの為に造られたのがアペロールです。1919年イタリア北部の街パドヴァで造られ、オレンジをベースに薬草や根茎を配合した爽やかな味わいが特徴のリキュールです。

ヨーロッパでは、とてもポピュラーなカクテルで、イタリアでは特に国民的な人気があります。グラスに氷を入れてアペロール、オレンジジュース、シャンパンを1:1:1で割ってお好みでオレンジの輪切りをグラスに飾れば完成です。

まるで夏の夕陽のような綺麗なオレンジ色をしていて、アペリティーヴォにぴったりのカクテルです。

▶︎国産素材にこだわったオリーブのオイル漬け

国産のオリーブオイルにブラックオリーブを漬け込んだ一品。バジルとニンニクの風味が効いていて、絶品です。オリーブとアペロール・スプリッツがあれば幸せな夏の夕暮れが過ごせます。

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Haruka Kageyama

JSA Sommelier
The Ritz Carlton Tokyo Azure45や、阿部誠氏が率いる「東京ぶどう酒店」、「サロン・ド・シャンパーニュ ヴィオニス」、フランスのシャンパーニュ地方ランス「Domaine les Crayéres」にて10年以上サーヴィス、ソムリエールとして働く。
現在様々な形でワインを広めるべく雑誌やウェブメディアにて執筆中。 Haruka Kageyamaの記事一覧 

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