シーフードミックスさえあれば、白ワインも赤ワインも泡もOK!
ささっとワインのおつまみを作りたい!そんな時のために冷凍のシーフードミックスを常備しておくと便利です。
味付け次第で赤ワイン、白ワイン、スパークリング、ロゼにだって合わせられます。メインにも、おかずにも、スープにも使え、普段の家庭料理にも大活躍。
パスタや、アヒージョなどワインに合う定番のお料理から、ちょっとしたおつまみも。いつもの料理にちょっと魚介の風味を足すだけで、ワインと合わせやすくなります。
今日は、冷凍庫に常備しておくと便利なシーフードミックスと、ワインの相性についてお話します。
シーフードミックスの種類・選び方
メーカーごとに具材の大きさ、容量などが異なります。具材の大きさが小さなものはピラフやスープなど、大きなものはパエリヤなど、シーフードをメインで食べたい時に。2つ常備しておいて使い分けるのもいいですね。
スープにして煮込むと魚介の旨味がよく味わえます。具材は定番のえび、いか、あさり、たこ、ほたて、コストコにはムール貝入りもあるそう。
国産の具材がごろごろ入ったものもネットで購入することができます。具材が大きいものは少し値が張りますが、冷凍庫に入れておけばいつでもシーフードを楽しむことができると考えれば、コスパは良しです。
塩のみ!簡単美味しい解凍の仕方
シーフードミックスは袋詰めされる前、塩水にくぐらせた後、冷凍されています。これは酸化や冷凍焼けから守るため。この塩をまとった状態で、ボイルしたり、そのまま水につけて解凍すると、塩分と旨味成分が流れ出てしまいます。
これを防いでぷりぷりの食感を楽しむことができる方法が、海水と同じくらいの塩水(塩分濃度3%程度)に浸けることです。この「塩水解凍」を覚えましょう。
◆塩水解凍方法
シーフードミックス150gに対し、
水…1カップ
塩…6g(約小さじ1)
この分量で作った塩水に30分~1時間つけておくだけです。あとは水分を切って使用してください。
ワインとのペアリング
◆パエリア × スペインの地酒「チャコリ」
パエリアには、定番ですがスペインのワインを合わせましょう。ワインにミネラルや塩っぽさ、海藻を思わせる香りを見つけたらシーフードとの相性は抜群。爽やかな酸味と塩味を思わせるミネラルさのある「チャコリ・デ・ゲタリア」は、シーフードと相性抜群。チャコリ独特の旨味が、サフランともマッチします。アヒージョやピンチョスなども用意して、おうちでバル気分を味わいましょう。
◆エビチリ × ロゼ
具材が大きめのものなら、エビだけ取り出し、エビチリやミニエビフライにするのもあり。エビチリなら、ロゼや、ガメイ種を使った赤ワインとのペアリングがおすすめ。
「チェラスオーロ モンテプルチアーノ」は、しっかりした旨味と果実味、チャーミングな甘い香りが、エビチリの甘辛さと調和。料理の色合いとワインの色もペアリング。
◆シーフード塩焼きそば × クレマン・ド・ブルゴーニュ
シーフードミックスの具材の中でも、イカの歯ごたえが活きるメニューです。お祭りの屋台で、焼きそばとビールを合わせるぐらい気軽な感覚で、シャンパンよりも気軽な「クレマン・ド・ブルゴーニュ」を思い切って合わせてみましょう。
黒ブドウがブレンドされたスパークリングワインなら、ワインに骨格があるので、焼きそばの旨味やもちもちとした食感にも負けません。ワインが持つ柑橘の香りや、キレのある酸が、シーフード塩焼きそばにレモンを絞ったような感覚で爽やかな味わいになります。
◆南国のマリネ「セビーチェ」× 緑のワイン「ヴィーニョ・ヴェルデ」
たこが入っているシーフードミックスなら、ペルーのマリネ「セビーチェ」がおすすめ。現地でも酒のつまみとして人気で、日本人の口にも合う逸品です。レモン、塩、唐辛子、玉ねぎ、ハーブ、オリーブオイルがあればすぐ出来ます。
こちらには、最近スーパーでもよく見かけるポルトガルの「ヴィーニョ・ヴェルデ」を。アルコール度数も低い微発泡ワインです。爽やかで癖のない、ほんのりとミネラルを感じる味わいがシーフードの味を生かします。
◆ペスカトーレ × サンジョベーゼ
魚介とトマトのパスタ、ペスカトーレ。トマトと同じように酸味が特徴のサンジョベーゼを使ったワインを合わせれば間違いなし。「レ・ディフェーゼ」はワイン単体だと落ち着いた印象ですが、トマト料理と合わせることで果実味が引き立ちます。 オイルベースのシーフードパスタにするなら、「イスキア ビアンコ」と合わせて。このワインの故郷イスキア島では、魚介類料理の最高の友と呼ばれているワインです。
まとめ
野菜やお肉を冷凍保存している方は多いと思います。それに加えてシーフードミックスも常備しておくと、もう1品何か欲しい、という時に重宝します。
さっぱりとマリネにすれば低カロリーなワインのおつまみに。ワイン選びに迷ったら、海沿いで造られたワインをまず合わせてみましょう。潮風のような香りやミネラル感が、魚介の風味を引き立ててくれます。
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