広島発！瀬戸内レモンで作る自家製サングリアで乾杯

by 松村彩子

白ワインに比べて酸味がやや強く、クセのある赤ワイン。「白ワインは飲めるけれど、赤ワインはちょっと苦手」という人もいるのではないでしょうか？

そこでおすすめしたいのが、赤ワインとフルーツで作る「サングリア」で楽しむ方法！

赤ワインの酸味が抑えられ、フルーツの甘みがプラスすることでワイン初心者でもおいしく飲めます。

今回は私の地元「広島産のはちみつ漬けレモン」を使うサングリアの作り方、おつまみとのペアリングをご紹介します。

フレーヴァードワイン・サングリアって？

サングリアは海外でよく飲まれているフレーヴァードワインの一種。フレーヴァードワインは、ワインに果実、薬草、甘味料などを加えて風味を添えたもので、国内でもレストランやバーのメニューで見かけますよね。

一般的に、赤ワインにスライスしたフルーツを浮かべたものをサングリアと言います。フルーツを入れることで赤ワインの渋みが和らぎ、アルコール度数も下がります。そのため、人によっては「飲みやすい」と感じることも。甘みも増すので特に女性から人気です。私もこのサングリアが大好き！フルーツがたっぷり入ったサングリアは見た目も鮮やかで「おしゃれだな」と思います。

普段は飲食店で飲むサングリアですが、赤ワインとフルーツがあれば自宅で作ることも可能です。どんな安価なワインでもおいしくなるので、ぜひみなさんも作ってみてください。

自家製サングリアの作り方

それでは、サングリアの作り方をご紹介しましょう。とても簡単なので、気が向いたときにさっと作ることができます。

■用意するもの
・赤ワイン…1本（750ml）
・レモン…1個
・塩…少々
・はちみつ…大さじ4杯
・デキャンタなどサングリアを入れる容器

■作り方
①赤ワインを1/4ほどグラスに注ぎ、はちみつと混ぜて溶かしておく
②レモンに塩を少し振り、皮ごとしっかり洗う
③レモンを薄い輪切りにしデキャンタなどの容器に入れる
④先ほど作った①のはちみつ入りワインを静かに③に注ぎ、残りのワインを入れる
⑤冷蔵庫で3時間ほど寝かせたら完成

私はレモンの産地広島に住んでいるため、毎回サングリアにはレモンを使います。太陽にしっかり当たった地元のレモンは皮まで食べられることで有名です。

今回ははちみつとレモンを別々に入れたレシピをご紹介していますが、広島県尾道市で製造されている「瀬戸田レモンのはちみつ漬け」を使えば赤ワインに入れて冷蔵庫で寝かせるだけでサングリアの完成。手順が少なくとても簡単です。「瀬戸田レモンのはちみつ漬け」は広島県内ではもちろん、通販サイトでも入手できます。ぜひ試してみてくださいね。

また、レモン以外のフルーツを使ってもOK。おすすめはレモンと同じく柑橘系のオレンジやグレープフルーツです。ほどよい甘さなのでワインの風味を損ねず、爽やかに飲めます。

夏場になるとさっぱりした飲み物が欲しくなりますが、そんな季節にサングリアはぴったり。ストレートで飲む他に、炭酸水と割ると爽快感がアップします。アルコール度数もその分下がるため、「お酒が苦手」という人もおいしく飲めるんです。

赤ワインは決して高価なものでなくても大丈夫。我が家も赤ワインが余っているときによく作ります。ふと思い立ったら、スーパーやコンビニで手に入るテーブルワインで試しにサングリアを作ってみてくださいね。

※自家製は20度以下のアルコールで、消費（飲む）直前に混和する場合のみ認められています。営業・販売目的で作るのは酒税法違反。おうちで飲み、楽しんでください。

サングリアと醤油のペアリングは簡単！

自家製サングリアを作ったら、次はペアリングに挑戦してみましょう。個人的にとてもおすすめなのが「醤油」を使ったおつまみです。醤油と赤ワインは相性がよく、口に含めると寄り添うような風味が楽しめます。

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