ペアリングワイン

今から旬!鱈の美味しいレシピとワインペアリング

鱈(たら)は寒くなるほど美味しさを増し、12月頃から旬を迎えます。

脂質が1%以下と少なく、クセのない淡白な味わいの為か、世界中で様々な料理に用いられる魚でもあります。

今回は、そんな鱈の美味しいレシピと、相性ぴったりの白ワインをご紹介します!

サクサク、ホロホロ。鱈の竜田揚げ!

大人も子供もみんな大好き、竜田揚げ!鶏も美味しいですが、鱈でやっても絶品なんです!

あっさりしたレシピの多い鱈ですが、揚げても最高なんですね~。

【材料】2人分
鱈の切り身…4切
片栗粉…大さじ6
●しょうゆ…大1.5
●塩…小1/2
●料理酒…小1
●みりん…小½
●すりおろしショウガ…1片分

【レシピ】
①鱈の切り身を食べやすい大きさにカットし、合わせた●に1時間程漬けます。鱈は味が染み込みやすいので、薄味がお好みの方はしょうゆを減らしてください。

②片栗粉を全体にまぶし、180℃の揚げ油でさっと揚げます。水分が抜け過ぎないように揚げ時間に注意です。薄い切り身なら1-2分程でOK。

③お皿に盛り付けたら完成です。付け合わせとして、ししとうやレンコンを一緒に揚げてしまうのもおススメです。

【この料理におススメの白ワイン】

▶︎フォンタナフレッダ ガヴィ・デル・コムーネ・ディ・ガヴィ

* 原産国:イタリア
* 生産地:ピエモンテ州
* 生産者:フォンタナフレッダ社
* 品種:コルテーゼ100%
* タイプ:白、辛口
* 容量:750ml

フォンタナフレッダ社は、1878年からの歴史のある造り手であり、イタリアの伝統的赤ワインであるバローロ造りのリーダー的存在です。

今回のワインは、そんなフォンタナフレッダ社が自信を持って送り出すピエモンテ州のDOCG白ワインのガヴィです。

「ガヴィ・デル・コムーネ・ディ・ガヴィ」とは「ガヴィ村で造られたガヴィ・ワイン」という意味で、生産地区限定シリーズの1本。

グリーンがかった麦わら色。寒冷な北イタリア産ならではのキリっとした酸、ミネラルやレモン、青りんごを思わせる香りが豊かに感じられます。辛口でありながら、バランスの取れたエレガントな味わいです。

◎ペアリングのポイント
ガヴィは「魚介料理に合う白ワインをつくろう!」という目的で19世紀にピエモンテ州で誕生したワインです。

イタリアでは現在でも、干し鱈や貝類などを食す際にはガヴィを合わせます。

そんなガヴィには、コルテーゼ種100%の使用が義務付けられています。コルテーゼの特徴である爽やかな果実味は、鱈の淡白な味わいにベストマッチ!

ガヴィは焼き魚などの日本料理にも合わせやすいので、ぜひ一度お試しください!

クリームソースと淡白な白身は相性バッチリ。たらぐらたん!

寒い冬。アツアツのグラタンをお腹一杯食べて温まりたいな~って時ありますよね。

アッサリ風味の鱈のグラタンは一度食べたらやみつき間違いなしの美味しさです!

【材料】2人分
鱈の切り身…2切
玉ねぎ…1/2個
マッシュルーム…6個
油…小1
牛乳…400g
バター…5g
小麦粉…大2
塩…小1
コショウ…少々
ピザ用チーズ…適量

【レシピ】
ホワイトソース作り
①フライパンに油をひき、細切りにした玉ねぎとマッシュルームを炒めます。

②一旦、火を止めます。フライパンで小麦粉、バター、塩を入れて混ぜ合わせます。

④弱火にし、ダマにならないように混ぜながら、牛乳を3回に分けて注ぎ入れます。

⑤とろみがつくまで火にかけたらホワイトソースの完成。

オーブンで焼く
⑥しっかりと火が通る大きさに鱈の切り身を切ります。

⑦耐熱容器に鱈の切り身を入れ、その上からホワイトソースをかけてピザ用チーズをパラパラとかけたらオーブンへ。

⑧チーズに焼き目がつくように高温で15分程焼いたら完成!お好みでコショウや粉パセリを振りかけてさください。

【この料理におすすめの白ワイン】

▶︎ヴァス フェリックス フィリウス シャルドネ

* 原産国:オーストリア
* 生産地:西オーストリア州、マーガレット・リヴァー
* 生産者:ヴァス フェリックス
* 品種:シャルドネ100%
* タイプ:白、辛口
* 容量:750ml

他のワイン産地から孤立したマーガレット・リヴァーは、地中海性気候で、夏と冬の寒暖差が極端に変化せず、ブドウの生育に理想的な気候となっています。

【マーガレット・リヴァーのブドウ畑】

ヴァス フェリックスは、そんなマーガレット・リヴァーを代表する造り手です。

天才醸造家・ヴァージニア・ウィルコック女史がチーフを務め、サステナブルな農業を実践しており、畑における生物多様性や環境への責任を持ったブドウ栽培を心掛けています。

また、ワイン醸造における人的介入を最小限に抑えることにより複雑で精緻な土地の味わいを表現するワインを生み出しています。

それらの取り組みは、オーストリアでのワイン造りにおける、天然酵母発酵に多大な影響を与えています。

今回のワインは、レモンやライムなどの柑橘類に、パイナップルなどのトロピカルフルーツのアロマ。心地よい果実の甘味や深みを感じます。

酸はキリっと保たれていますが、しっかりとした樽感も感じられてどちらかというと華やかでリッチなタイプのシャルドネです。

銘醸地マーガレット・リヴァーのシャルドネを試したいならまずはこれ!といえる一本です。

◎ペアリングのポイント
クリーミーなホワイトソースと溶けたチーズが主体となるグラタンには、フレッシュな柑橘系の白ワインよりも、木樽香のする少しボリューム感のある白ワインがぴったりです。

また、グラタンの表面の焦げ目と、ワインの木樽由来のオーク香やバニラ香のマリアージュを期待する上でも、シャルドネ100%が絶対におすすめです。

心地よい深みと、リッチ感のある今回のワインであれば幸せなペアリングをお約束します!

まとめ

寒くなり、乾燥してくるとどうしても体調を崩しやすくなりますよね。しっかり食べて、飲んで、楽しい時間を過ごして、免疫力を強化しましょう!

この記事が皆様のお役に立てれば幸いです。それではまた、次のワインペアリングでお会いしましょう!

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Yuhei Shioya

JSA認定ソムリエ / フリーライター
横浜で30年以上の歴史を持つオーセンティックバーのマネジャーを経験。
ウイスキー、ワインをはじめとした酒類全般、ペアリングの分野で幅広い見識を持つ。現在はこれまでの経歴を活かしフリーライターとして、酒類やペアリング、翻訳業など、執筆を生業として活動している。
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