ペアリングワイン

モチモチホクホク!ぎんなんの簡単レシピとワインペアリング

9月下旬から10月上旬に出回る新鮮なぎんなんは綺麗な翡翠色をしていて、モチモチ!ホクホク!美味しさのピークを迎えています。

栄養価も高く、感染症を予防する成分が多く含まれるので、風邪をひきやすい秋から冬に最適の食材です。

今回は、ぎんなんとワインの楽しいペアリングをご紹介します!

Simple is Best!ぎんなんの串焼き

旬のぎんなんを味わうなら、まずはコレですよね!ぎんなんと塩。はい、ごちそうが出来上がりました。

いつもはビール!って方も、今夜はぜひ白ワインをご用意ください!

▼材料(4本分)
ぎんなん…16粒
油…小1
塩…少々

【レシピ】
① 殻付きぎんなんを割る方法はいくつかありますが、今回は一番シンプルな方法をご案内します。ぎんなんをフキンで包み、ペンチかハンマーで「カチ」と音がするように割ります。力を加えすぎると中身がグチャ!なので要注意です。残った殻は手で剥きます。

② 殻が向けたら、薄皮を剥くために1時間ほど水に浸しておき、薄皮が柔らかくなったら指で優しく剥きます。

③ あとは簡単。串に刺し、少し油をひいたフライパンで焦げ目がつくまで焼き、塩を振ったら完成です。

【この料理におススメの白ワイン】

▶︎パラディース・リースリング・ファインヘルプ

* 原産国:ドイツ
* 生産地:モーゼル
* 生産者:シュタッフェルター・ホフ
* 品種:リースリング
* タイプ:白、やや辛口
* 容量:750ml

生産者のシュタッフェルター・ホフは、リースリングの銘醸地であるドイツのモーゼルに位置する家族経営のワイナリー。創立は862年と実に1155年以上の歴史を誇り、ドイツで最も古いワイナリーの1つに数えられています。リースリングに特化したワイン造りを行っている老舗中の老舗です。

リースリングは、甘口と辛口の両方で素晴らしいワインを造る事のできる二刀流品種です。

このワインは、やや辛口に仕上げられており、グラスに注ぐとふくよかながらもフレッシュな口当たり。ほんのりと桃や林檎のアロマが感じられ、綺麗なミネラルが絶妙なハーモニーを演出します。

ラベルデザインのモチーフとなっているのはマグヌスというオオカミで、ワイナリーや修道院を守る存在とされています。ラベルの中で「パラディース=天国」を堪能していますね(笑)

◎ペアリングのポイント
ぎんなんの独特の風味を邪魔しないワインを選びました。

リースリングという品種が本来持っている透明感と酸味がぎんなんの味わいを損なわず、そっと寄り添います。

旬のぎんなんは無限に食べれてしまう程に美味しいのですが、「ギンコトキシン」という中毒成分が含まれていますので食べ過ぎには注意が必要です!

小さなお子さんは5粒まで、大人でも15粒くらいでやめておきましょう(涙)。

リピ確定!ぎんなんのペペロン風おつまみ

今夜のおつまみは少しパンチが欲しいな~って時、ありますよね!赤ワインのお供にぴったりのガツンとくるレシピのご紹介です。

▼材料(2人分)
ぎんなん…20粒
エリンギ…2本
ニンニク…2片
オリーブオイル…大2
塩コショウ…少々
一味唐辛子…少々

▼レシピ
① オリーブオイルをひいたフライパンで、ぎんなんを焦げ目がつくまで焼きます。

② エリンギとスライスしたニンニクを投入。オイルが少なければ、追加して下さい。

③ 塩コショウと一味唐辛子で味を整えます。

④ ワインのアタックに負けないに、ちょっと濃い目の味付けが◎です。

【この料理におすすめの赤ワイン】

▶︎くらむぼんワイン KURAMBON マスカット・ベーリーA

* 原産国:日本
* 生産地:山梨県甲州市勝沼町
* 生産者:くらむぼんワイン
* 品種:マスカット・ベーリーA
* タイプ:赤、ミディアムボディ
* 容量:750ml

くらむぼんワインは、大正2年から続く老舗ワイナリー。「くらむぼん」という名前は、宮沢賢治の童話『やまなし』で蟹が話す言葉に由来しています。

現在4代目となる野沢たかひこ社長は、2年間フランスへと留学し、ブルゴーニュ地方のぶどう栽培・ワイン醸造学校を卒業。2007年には自社畑を自然栽培へと移行し、天然酵母による醗酵にも挑戦しています。

くらむぼんワインHPより

世界のワイントレンドが集まる地、イギリスで高級スーパーに陳列されるなど、世界進出にも成功しています

こちらのワインは、ブルゴーニュでのピノ・ノワールの伝統製法を参考にしながら、マスカット・ベリーA種に応用しています。

ラズベリーやカシスを思わせる果実香が印象的で、マスカット・ベーリーAにしては飲みごたえ、満足感を得られます。無濾過で瓶詰されており、樽香も感じられます。

◎ペアリングのポイント
マスカット・ベーリーAの持つジューシーさとペペロン風味のマリアージュをぜひ体験して頂きたいです!

スパイシーで辛みの強い料理と果実味のあるワインの組み合わせは、意外とGoodです。これは中華料理やエスニック料理と合わせる際にも応用できるペアリング方法ですね。

今回のレシピでは赤ワインのアタックに負けないように味付けをガッツリ目に効かすのがおススメです!黒コショウをたっぷり振ってもいいかもしれません。

まとめ

「ぎんなんとワインのペアリング」いかがだったでしょうか?あっという間に過ぎてしまう秋という季節を大切に。
美味しいものを食べて、健康に楽しく過ごしたいですね!

Yuhei Shioya

JSA認定ソムリエ / フリーライター
横浜で30年以上の歴史を持つオーセンティックバーのマネジャーを経験。
ウイスキー、ワインをはじめとした酒類全般、ペアリングの分野で幅広い見識を持つ。現在はこれまでの経歴を活かしフリーライターとして、酒類やペアリング、翻訳業など、執筆を生業として活動している。
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