ペアリングワイン

秋の夜長にぴったりのワインに合う映画4選

少しずつ日照時間が短くなる秋は、夜のおウチ時間を大切に過ごしたい季節ですよね。

ワイングラス片手に家で映画を観るのが楽しみ、という方も多いのではないでしょうか?

というわけで今回は、ワインがもっと好きになる映画4本と、ペアリングにピッタリのワインをご紹介します!

それではいってみましょう!

ワイン・コーリング(2019)/ フランス

〜あらすじ〜
『近年日本でも人気が高まっている、有機栽培で育てたブドウで添加物を使わずに作られる自然派ワイン。農薬などを使わないということは、畑の管理に膨大な手間がかかるということ。そして、添加物を使用しないということは、発酵のトラブルがおきる危険性が高まるということ。そんなリスクを冒しても、生産に取り組む人がいる自然派ワインの魅力を、自然体で人生を楽しむ生産者たちのライフスタイルと共に追いかけたドキュメンタリー。』
※引用:AmazonPrimeVideo

【この映画におすすめの赤ワイン】

▶︎ヴィラン フラール・ルージュ

* 原産国:フランス
* 生産地:ルーション
* 蔵元:フラール・ルージュ
* 生産者:ジャン・フランソワ・ニック
* 品種:カリニャン、グルナッシュ
* タイプ:赤ワイン
* 容量:750ml

◎ペアリングのポイント
映画の主役であるジャン・フランソワ・ニックが造ったワインです。もちろんSO2無添加。ワイン名のヴィランは「ヤンチャなヤツ、いたずらっ子」の意味。

かつて、カリニャンは野生味が強すぎて、ワイン造りには扱いづらい品種でした。しかし、生産者達のたゆまぬ努力と試行錯誤によって現在は繊細なワインに仕上がる品種として知られています。

それはまるでフランス自然派ワインの開拓者として次々に改革を行ってきたジャン・フランソワ・ニック自身の生き様のようです。

ジャンはいくつもの無理難題にぶつかりますが、志を同じくする自然派ワインの作り手や、家族に囲まれながら、仕事を、そして人生を謳歌しています。

この映画を観ればジャンの造ったワインがより一層味わい深くなるでしょう。

ブルゴーニュで会いましょう(2015)/ フランス

〜あらすじ〜
『ブルゴーニュを離れパリで著名なワイン評論家となったチャーリー。ある日順風満帆な人生を変える出来事が起きる。実家のワイナリーが倒産の危機だというのだ。

久しぶりに実家に戻るが、父親はワイナリーを捨てて出ていった息子を許すことができず、チャーリーは頭の固い父親を疎ましく思っていたおり、2人の間の溝はなかなか埋まらない。しかし、チャーリーは家族を守るため、ワイナリー再建を自身の手で行うことを決心する。』
※引用:AmazonPrimeVideo

【この映画におすすめの赤ワイン】

▶︎ルイ・ラトゥール コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ・ルージュ

* 原産国:フランス
* 生産地:ブルゴーニュ地方 / コート・ド・ニュイ地区
* 生産者:ルイ・ラトゥール
* 品種:ピノ・ノワール
* タイプ:赤・フルボディ
* 容量:750ml

◎ペアリングのポイント
フランス映画史上初となる、全編ブルゴーニュ地方で撮影された本作。映画内の登場人物やワイナリーは架空のものですが、モデルとなった人物や実際に起きた出来事を下地にしている為、見応えのあるシーンが多いです。

映画終盤、物語のキーとなる、ある”ニュアンス”は「ルイ・ラトゥール コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ・ルージュ」の味わいの中にも存在します。ぜひ、実際に飲んで感じ取ってみてくださいね。

ソム(2012)/ アメリカ

〜あらすじ〜
『舞台はアメリカ。本作で4人の主人公たちが目指すのは、ソムリエの最高峰資格『マスター・ソムリエ』です。

難易度は大変高く、合格率は3〜8%と非常に狭き門となっています。受験生たちは合格を勝ち取るために、途方もない量のフラッシュカードを暗記したり、1日6時間から10時間をテイスティング練習に費やすなど、血のにじむ努力を積み重ねます。

それでも主人公たち全員が合格できるわけではありません。一体、誰が『マスター・ソムリエ』に合格するのか?スポ根映画としても楽しめる作品です!』
※引用:AmazonPrimeVideo

【この映画におすすめの赤ワイン】

▶︎ナパ・ハイランズ・リザーヴ・カベルネ・ソーヴィニヨン・オークヴィル・ナパ・ヴァレー

* 原産国:アメリカ
* 生産地:ナパ・バレー
* 生産者:ナパ・ハイランズ
* 品種:カベルネ・ソーヴィニヨン100%
* タイプ:赤・フルボディ
* 容量:750ml

◎ペアリングのポイント
ナパ・バレー映画祭2012のオープニング上映を飾った映画『ソム』。当然、お供となるワインもナパ・バレー以外には考えられませんね。

贅沢にもフレンチオークの新樽100%で24か月の熟成。果実味の凝縮感としっかりとしたタンニン、長い余韻を感じられるナパ・バレーのカベルネ・ソーヴィニヨンここにあり!と言わんばかりの一本です。

ボトル・ドリーム カリフォルニアワインの奇跡(2008)/ アメリカ

〜あらすじ〜
『1976年、パリで活躍するワイン評論家のスティーヴン・スパリエは、フランス、イタリアに続く新たな良質ワインを求め、カリフォルニア、ナパバレーを訪れた。

そこで出会ったのがシャトー・モンテレーナを経営するジム。彼はヒッピーの息子ボーに手を焼きながらも、最高のシャルドネを作るため日々奮闘していたが、その経営状態は極めて厳しかった。

やがて、ナパワインの魅力に魅せられたスパリエは、フランスとアメリカの代表的ワインを集め、フランスでブラインドテイスティング大会を行うことを企画するが…。』
※引用:AmazonPrimeVideo

【この映画におすすめの白ワイン】

▶︎シャトー モンテレーナ シャルドネ ナパ・ヴァレー

* 原産国:アメリカ
* 生産地:ナパ・バレー
* 生産者:シャトー モンテレーナ
* 品種:シャルドネ
* タイプ:白
* 容量:750ml

◎ペアリングのポイント
有名な「パリスの審判」を題材にした本作。この事件で、当時無名だったカリフォルニアワインが革命を起こし、ワイン界のニューワールドの礎を築くきっかけとなりました。

映画の中では父・ジム・バレットが、現在は息子であるボー・バレットが代表を務めるワイナリー『シャトー モンテレーナ』のシャルドネです。

柑橘系の香りに洋梨のニュアンス。まろやかなコクとキレのある酸のバランスがとても良く、ほのかな樽香と余韻が口の中に心地よく時間をかけて残ります。

今夜は1796年にタイムスリップしてみてくださいね!

まとめ

いかがだったでしょうか?ワイン生産者やマスターソムリエ、ワイン評論家など、ワインに携わる人々の仕事ぶりを観ながら飲むワインは、また格別な味わいとなります。

ぜひ、この秋は映画とワインのペアリングを堪能してみてください。それではまた、次回の記事でお会いしましょう!

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Yuhei Shioya

JSA認定ソムリエ / フリーライター
横浜で30年以上の歴史を持つオーセンティックバーのマネジャーを経験。
ウイスキー、ワインをはじめとした酒類全般、ペアリングの分野で幅広い見識を持つ。現在はこれまでの経歴を活かしフリーライターとして、酒類やペアリング、翻訳業など、執筆を生業として活動している。
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