ペアリングワイン

人気高まる!中東料理フムスとワインのペアリング

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皆さん、フムスというお料理を聞いたことがありますか?フムス(Hummuṣ)とは、中東発祥の料理で、ひよこ豆のペーストのこと。

ここ数年、環境問題への配慮や健康志向から菜食主義が世界中で広がり、豆類や野菜をたっぷり使って作られる中東料理がアメリカやヨーロッパでも人気を集めています。

ヘルシーで、なんといっても美味しいので、私自身も中東料理にハマってしまった一人です。なかでも、ワインとのペアリングでおススメな中東料理のひとつが「フムス」です。

日本では、“インドカレー”やデパートのデリで見かける“ひよこ豆サラダ”などで、馴染みがあるという方も多いかと思います。

私が、フムスと出逢ったのはニュージーランド滞在時でした。移民の多いニュージーランドでは、豆類の缶詰のレパートリーが多く、ひよこ豆の缶詰も人気の豆缶でした。缶詰以外にも、乾燥のひよこ豆も売られていて、どこでも手に入いる馴染みの食材という印象でした。

また、スーパーの一角にはバケットやクラッカーに塗って楽しめるペーストコーナーが設けられていて、4〜5種類のフレーバーフムスが売られています。トマト風味や、スパイスの効いたものなど、さまざまな風味があるので、気分に合わせてフムスを選ぶのが楽しみでした。

最近では、日本でも高級スーパーや輸入スーパーで少しずつ目にするようになってきました。気軽に買って試すのも良いですが、そのレシピはとてもシンプルなので、お家でお好みのフレーバーを作るのもおススメです。

今回は、お家でも簡単に試せるフムスのレシピ、一緒に合わせて楽しむワインをご紹介します。どうぞお気軽に試してみてくださいね。

お家で簡単!ひよこ豆のペースト・フムスのレシピ

フムスの作り方は至ってシンプル。ひよこ豆とその他材料をフードプロセッサーで混ぜるだけ。クラッカーやバケッドに塗って前菜に、ピタサンドに塗ってお好みの野菜やお肉を入れれば中東風サンドイッチに、その他メインのお料理に合わせるなど使い方もいろいろ。覚えておいて損はないですよ!

▼材料(4〜5人分)
・乾燥ひよこ豆:200g
・にんにく:1~2片分
*レモン果汁:大さじ1
*オリーブオイル:大さじ2
*練りごま:50g
*塩:少々

▼作り方
下準備:乾燥ひよこ豆を水に浸し、一晩寝かせる。

①鍋に水で戻したひよこ豆と、豆が浸るほどの水(約1ℓ)を入れ、ひよこ豆が柔らかくなるまで40分〜1時間ほど煮る。

②フードプロセッサーに、①のひよこ豆と*それ以外の調味料(レモン果汁、オリーブオイル、練りごま、塩、にんにく)を加えて滑らかになるまで攪拌する。※滑らかさが足りない場合は、①の煮汁を少しずつ加えて調整する。

本場のレシピでは、タヒニという生の胡麻をすりつぶしたペースト(練りごまは焙煎胡麻のペースト)を使いますが、私たちの身近にある練りごまでも十分に代用できます。

今回は乾燥豆のレシピをご紹介しましたが、既に煮てある缶詰を使えば、時間も短縮でき、さらに簡単にフムスをつくることができます(①の工程を省略する)。

◎フレーバーアレンジ
上記の基本のレシピにアレンジを加えれば、あなた好みのオリジナルフムスをつくることも出来ます。パプリカパウダーを加えれば、綺麗な赤色のフムスに、クミンやカレー粉を足せばスパイシーなフムスに。パルメザンチーズや粉チーズを加えれば、よりワインに合うおつまみになります!

フムスにピッタリ!おすすめワイン

①CRAGGY RANGE CHARDONNAY

・原産国:ニュージーランド
・産地:南島 / マールボーロ
・品種:シャルドネ
・容量:750ml

白桃のみずみずしさ、ジューシーさの中に、レモンのようなサッパリした柑橘類の果実のニュアンスも加わります。

グラスに鼻を近づけると、トーストの香ばしいフレーバーも感じられます。

味わいは、全体的に柔らかく優しい印象でメロンや蜂蜜など甘美な甘さがあり、中程度のボリュームです。

【フムスのおすすめアレンジ】

基本のフムスに、50gほどパルメザンチーズ(粉チーズでも可)を加えると、チーズの香りがふわりと香るワイン好きには堪らないおつまみへと大変身します。

オリーブオイルをひと回しすると、より味に深みが増し、複雑味のあるシャルドネとの相性がさらに高まりますよ。

②Te Arai Vineyard Chenin Blanc The Millton Vineyards

・原産国:ニュージーランド
・産地:北島 / ギズボーン
・品種:シュナン ブラン
・容量:750ml

洋梨のような熟した林檎系果実の香り、ジャスミンなどの香り高いフローラルな香りも感じられます。

口に含むと、ミネラル感からくる中程度のボリューム、余韻にかけてピンクグレープフルーツのような苦味が続きます。

全体的にバランスが良く、ボリュームのあるワインですが飲み飽きることがありません。

【フムスのおすすめアレンジ】

基本のフムスに、小さじ1程のカレー粉を加えれば完全にエスニック風味のフムスに変わります。スパイスの効いたお料理におすすめなのが、白ワインの品種シュナンブランです。

ある程度のボリュームがありスパイスにも負けず、余韻にかけてほろ苦さも感じられるので、味わいがうまくまとまります。

③BLACK Estate Damsteep Pinot Noir

・原産国:ニュージーランド
・産地:南島 / カンタベリー
・品種:ピノ・ノワール
・容量:750ml

ブラックチェリー、プラムのようなベリー系果実に、ナツメグなどのスパイスの風味も感じられます。

口に含むと、滑らかなタンニンの印象を受けますが、ベリー系果実のジューシーな味わいの中にどんどん溶け込んでいきます。まだまだ熟成の変化を楽しむポテンシャルの高さを持った1本です。

【フムスのおすすめアレンジ】

フムスはディップ以外にも、お肉との相性も抜群です。お皿に薄くフムスをスプーンで広げ、その上にお肉のグリルをのせればそれだけで特別感が増します。お肉は、特に牛肉やラム肉がおススメです。

心地よいタンニンの味わいを感じられるピノ・ノワールと、フムスでアクセントをつけたステーキやグリル料理は非日常を味わえるペアリングです。

まとめ

日本でも最近、人気が出てきている中東料理「フムス」とワインのペアリング、いかがでしたでしょうか?想像以上の美味しさにハマってしまうこと間違いなしです。

気になった方は是非参考にしてみてくださいね♪

高橋 宗子

【お家で楽しむワイン提案のワインエキスパート】
ニュージーランドワイン好きが高じて、ワイナリー・ブドウ畑巡りをする為ニュージーランドへ移住。
都内ワインインポーターにて星付きレストランにもワイン紹介をしてきた経験を活かし「お家でも気軽に楽しめるワイン時間」を提案しています。 高橋 宗子の記事一覧 

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