ペアリングワイン

次のトレンド?!キウイフルーツワインとは?

日本でもニュージーランド産キウイは大人気ですよね!今回ご紹介するのは、そんなニュージーランドの「キウイフルーツ」を使ったワインです。

実は、私自身も今回「キウイフルーツワイン」初体験です!実際の試飲レポートと合わせて、キウイフルーツワインについてご紹介します。

ニュージーランドとキウイの関係

現在、日本で販売される9割近くのキウイがニュージーランド産です。しかし、世界のキウイ生産量をみてみると「1位中国、2位イタリア、3位ニュージーランド」となります。

ではなぜ、キウイ=ニュージーランドなのでしょうか?そして、キウイはどのようにして人気フルーツになったのでしょうか?実はキウイ、フルーツ界ではニューフェイス。現在のように、世界中でキウイが食べられるようになったのは1940年ごろと言われています。

原産国は中国ですが、キウイは中国で市場に出回っているフルーツではありませんでした。しかしある日、日の目を浴びていなかったキウイに転機が訪れます。

ニュージーランド人の宣教師、イザベルフレイジャーが中国の宣教師を訪問したあとに、中国で発見したキウイを母国ニュージーランドへ持ち帰ったのです。

その後、キウイは瞬く間にニュージーランド中に広がり、品種改良がすすめられました。そして、1900年代中頃には輸出をスタートさせます。

もともと、英語名で「チャイニーズグーズベリー」と名付けられたキウイですが、多く国外へ輸出されるようになり、ニュージーランドのシンボルである鳥の「キウイ (kiwi)」に因んで1959年に改名されたそうです。

そのキャッチ―な名前と、ころんと小さな形、そして甘酸っぱい美味しさが人気となり、キウイは世界中へ広がりました。このように、キウイビジネスの先駆けとなったニュージーランドは現在でも多くの国に輸出続けています。

ブドウ以外でワインって作れるの?

キウイのルーツは分かったけど、ワインにするのはどうなの?ブドウ以外の果物で造るワインって美味しいの?そんな疑問が湧いてきますよね。

リンゴから造られる「シードル」のように、ブドウ以外の果物からも色々なお酒が造られています。果実がアルコールに変わるのに必要なのは、果実の糖分。ただ、「糖分があればそれで良い」というわけではなく、その他酸味や水分量のバランスによって、果実酒の味わいに差が出ます。

数ある果物の中で、ブドウ酒をワインと呼ぶのはブドウの持つ糖分、酸味、水分量など色々な成分のバランスが良く、美味しいお酒が造りやすかったことが理由のひとつです。

また、多様な品種があり、香りや味わいに幅があるのもブドウ酒の魅力です。糖度、酸味でいえば、今回ご紹介するキウイも良いバランスをもった果物ではないでしょうか?

さて、そのワインの香り・味わいはいかに?
(※お酒の呼称は、国によって酒税法が違うため、ブドウから造られる果実酒のみを「ワイン」と定義する国もあります。その場合は他のフルーツから造られるお酒を「フルーツワイン」とします。日本の酒税法では、ブドウを含め果実から造られたお酒を「果実酒」と定義しています。)

キウイフルーツワインを飲んでみた

▶︎キウイエステイト キウイフルーツワイン

百聞は一見にしかず、いざ実飲です!今回飲んだのは、ニュージーランドで一番栄えている都市、オークランド地区のキウイエステイトが造る「キウイフルーツワイン」です。

南半球のニュージーランドでは、南島より北島の方が温暖でキウイ栽培に適していることから、国内で生産されるキウイフルーツのほとんどは北島で造られています。

・原産国:ニュージーランド
・産地:オークランド / 北島
・容量:750ml
・アルコール度数:12.5%

色合いは、ゴールデンキウイを思わせるような、鮮やかなゴールデンイエロー。香りは、パインやアプリコット、パッションフルーツのような明るい果実の印象です。

口に含むと、フレッシュなピンクグレープフルーツのような甘酸っぱい酸味が感じられます。後から、レモンピールのようなビターさも加わります。

お世辞ではなく、酸味と甘みのバランスが良く、ワインそのものとしてのクオリティが高くて驚きです!

リースリングやピノグリから造られる、今流行りのオレンジワイン系の味わい。今の季節、陽の明るいうちからキリッと冷やして楽しみたい!そんなワインです。

~ペアリング~

しっかりとした果実味が残るワインなので、合わせる料理は香りや味わいの主張が強すぎずタンパクなものが良いでしょう。カプレーゼやチリソースをつけて食べる生春巻きなどがおすすめです!

お肉なら鶏肉やしゃぶしゃぶをサラダにして、お魚ならオリーブオイルで軽くソテーした白身魚などと相性が良いです。

まとめ

「新しい味わいのワインを探している」という方や、「一味変わったワインで皆を驚かせたい」という方、もちろんデイリーワインとしてもおすすめです!

ちなみに、こちらのキウイフルーツワイン、スパークリングもありますので是非気になった方はお試しください♪

高橋 宗子

【お家で楽しむワイン提案のワインエキスパート】
ニュージーランドワイン好きが高じて、ワイナリー・ブドウ畑巡りをする為ニュージーランドへ移住。
都内ワインインポーターにて星付きレストランにもワイン紹介をしてきた経験を活かし「お家でも気軽に楽しめるワイン時間」を提案しています。 高橋 宗子の記事一覧 

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