ペアリングワイン

プレゼントにおすすめ!花を贈るよりこのシャンパーニュがおすすめ!

華やかなイメージのシャンパーニュは、バースデイのお祝いや、記念日、プロポーズなどの大切な日や、ロイヤルウェディングでも提供されたように結婚式の際にも飲まれることが多いです。

晴れの日が似合うシャンパーニュ。シャンパーニュラヴァーは年々増加していて、花より団子ならぬ「花よりシャンパーニュ」の時代に突入したとも言える状態です。

なぜプレゼントにシャンパーニュなのか?

シャンパーニュは立ち上る泡を見つめているだけで、うっとりと幸せな気持ちになり、まるでハイブランドのバッグやハイヒールのように美意識を満たす不思議な魅力を持っています。

「シャンパーニュは飲んでも女性の美貌を失わせたりしない唯一のワインなのよ」と言ったポンパドール夫人の言葉はとても有名です。

キラキラしたイメージのシャンパーニュがプレゼントに選ばれるのには他にも幾つか理由があります。

「立ち上り続ける泡のように、幸せが絶え間なく続きますように…」という素敵な願いを込めて、お祝いごとの際に贈られています。

泡の弾ける「パチパチ...」という音は、天使の拍手の音で、天使が祝福しているという言い伝えがあります。

そして、もう一つ。シャンパーニュ出荷前の最終仕上げに、門出のリキュールというリキュールを添加しますが、この工程にちなんで、大切な人の門出のお祝いにプレゼントされる方も多くいます。

進水式のシャンパーニュ

1843年グレート・ブリテン号の進水式で初めてシャンパーニュの洗礼が行われました。

タイタニック号はこの洗礼を受けずに出発し、沈没してしまいます。そのため、シャンパーニュの洗礼を受けないと船は沈むと恐れられました。

元々進水式では、バイキングが奴隷を神に捧げて進水を祝っていましたが、生贄の代わりに割れた際に血が飛び散ったようになる赤ワインが使われるようになりました。

その後、白ワインやシャンパーニュでも行われるようになり、今は進水式で船を清めるために、シャンパーニュが欠かせない存在となっています。

F1の表彰台でのシャンパーニュ

シャンパーニュは勝利の象徴にもなっています。F1の表彰台でのシャンパンシャワーはとても有名です。

元々はモエ・エ・シャンドンが表彰台で使われていたので、そのイメージが強いですが、2000年からはマムのコルドン・ルージュが使われています。

プレゼントにオススメのシャンパーニュ3選

ジャニソン・バラドン ヴァンドヴィル・ブリュットNV

ヴァンドヴィルとは祖母の名前で、印象的なハートのマークには「家族愛が何よりも大切」というメッセージが込められています。エチケットは可愛らしく、味わいは本格派です。エレガントさを感じることができる辛口のシャンパンとなっており料理にも合わせやすいのが特徴です。

デュヴァル・ルロワ・ファム・ド・シャンパーニュNV

女性目線のセンスを反映した独自のシャンパーニュ造りを追求してきたデュヴァル・ルロワ。 キーワードは「繊細さ」と「気品」です。”ファム・ド・シャンパーニュ=シャンパーニュの女性”は、エレガンスとフェミニンさを持った明確な個性を形成しています。

パイパー・エドシック レア・ヴィンテージ2006

2006年ソフィア・コッポラにより映画化された『マリー・アントワネット』の中でも、クープグラスでシャンパーニュを愉しむ場面があります。この王妃に相応しいシャンパーニュには装飾が付いていて、装飾部分を取り外して、ティアラとして被ることが出来ます。瓶口の装飾はナプキンリングになります。

パイパー・エドシックは他にも、クリスチャン・ルブタンとのコラボレーションで、ルブタンのデザインによる素敵なハイヒール型のシャンパーニュグラスを発売。遊び心を忘れないクリエイティブな存在感はますます世の女性を魅了しています。

お祝いにはシャンパーニュを贈って、思い出のシャンパーニュを増やしていってください。

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Haruka Kageyama

JSA Sommelier
The Ritz Carlton Tokyo Azure45や、阿部誠氏が率いる「東京ぶどう酒店」、「サロン・ド・シャンパーニュ ヴィオニス」、フランスのシャンパーニュ地方ランス「Domaine les Crayéres」にて10年以上サーヴィス、ソムリエールとして働く。
現在様々な形でワインを広めるべく雑誌やウェブメディアにて執筆中。 Haruka Kageyamaの記事一覧 

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