ニュージーランド流!家でも作れるフィッシュ&チップスとワインのペアリング
ステイホームが生活の一部となり、なかなか旅行に行けなくなった今「非日常」を感じることがどれだけ大切だったのか痛感している方も多いのではないでしょうか?私もその一人です。
はじめて訪れる街。その土地やそこに住む人の持つ空気や雰囲気を感じること、そして現地人たちが普段食べているものに触れるのが私の旅の醍醐味です。
特に、流行りのレストランではなくそこに住む人たちが普段から行くお店に行くと、一歩踏み込んでその土地のことを知れたりするので楽しいですよね。
注文の仕方が分からないので、おすすめを聞いて勧められるがままに頼んだら大当たりだった!(逆も然り)なんていうことがあるので、これまた面白いものですよね。
ニュージーランドとフィッシュ&チップス
今回は、私の住んでいたニュージーランドの定番料理「フィッシュ&チップス」をご紹介します。フィッシュ&チップスはもともとイギリス発祥の食べ物ですが、イギリスの植民地であったニュージーランドやオーストラリアをはじめ、現在は世界各国で愛されるファストフードです。
私が初めてホームステイでニュージーランドに滞在したときに、ホストファミリーが夕飯にフィッシュ&チップスを買ってきてビックリしました!
日本人の私からすると、フィッシュ&チップスはスナックやファストフードの感覚だったのですが、KIWIは夕飯にもフィッシュ&チップスを食べるのか!とカルチャーショックを受けたことを今でも覚えています(笑)それほどまでに、フィッシュ&チップスはニュージーランド人の生活に欠かせないソウルフードなんです。
また専門店では、魚を数種類の中から選び、ポテトもファストフード店のような細切りタイプやカーリーカットなど数種類から選ぶことができます。それに加えて、付けるソースも選べたり、サイドにオニオンリングをつけたりと自分の好みのお気に入りを作る事ができるのでとっても楽しいんです!
「久しぶりにフィッシュ&チップス食べたいなぁ」と調べてみると、東京にも意外と少ないフィッシュ&チップス専門店。それなら自分で作ってみよう!と思い作ってみると身近にある食材で簡単に作ることができました!
今回は「非日常」を楽しめるフィッシュ&チップスレシピと合わせて楽しみたいおすすめワインをご紹介します☆
失敗なし!フィッシュ&チップスレシピ
フィッシュ&チップスにはいろいろなレシピがありますが、
「ビールで衣を作ると簡単サクッとした食感が出せてうまく仕上がるよ!」
とKIWIの友人から聞いたことがあるので試してみました。揚げ物があまり得意でない私でも、簡単に作ることができたのでおすすめです♪
▼材料(2人分)
・塩鱈…2尾
・塩…少々
・小麦粉…少々
~衣用~
・小麦粉…25g
・片栗粉…25g
・塩…2つまみ
・ビール…100g
▼作り方
準備:フライパンに油を注ぎ180℃に熱する。
① 塩鱈の皮と骨を取り除き、軽く塩を振る。
② 衣用の材料*小麦粉、片栗粉、塩をボウルに入れ混ぜる。
③ ②の粉にビールを注ぎ、ダマがなくなりトロっとするまでしっかりと混ぜる。
④ ①の鱈に小麦粉をまぶす。
⑤ 180℃に熱した油で衣が黄金色になるまでよく揚げる。
★POINT
・衣はトロっとするのを目安にしましょう!(サラサラ過ぎると衣が剥げてしまいます。反対にべちゃっとした衣だと、脂っこくなってしまうので要注意)
・揚げ油はたっぷりと使いましょう!
《おすすめのペアリングワイン》
▶︎Santero Prosecco Spumante Extra Dry
フィッシュ&チップスと言えばビールでしょ!と思い込んでいましたが、ポテトとビールを一緒に味わうと実は結構すぐにお腹に溜まってしまいます…!
それに対して、スッキリとした味わいのスパークリングは発砲のすっきり感が揚げ物とも調度良いバランスなのでおすすめのペアリングです。
そして、気取らず楽しみたい時の定番スパークリングワインといえばプロセッコ。スナックやファストフード感覚で手軽に楽しむフィッシュ&チップスには、ワインも味わいが複雑なものよりも軽快ですっきりとした飲み口のものがおすすめです。
サンテロ社は世界各国に輸出をしているイタリアでも有数の名の知れたワイナリーです。斬新なボトルデザインのワインなどで知られていますが、設立当時から共に歩んできた協同者生産者である農家からブドウを買い付けるなどそのコストパフォーマンスにも定評があります。
(ワインの特徴)
ワインは、ドライですっきりとし飲みやすい味わい。レモンやグレープフルーツなどの柑橘系のさわやかな香りとオレンジピールのようなビターさが余韻まで続くので、揚げ物のオイリーさをうまく調和してくれます。
・原産:イタリア
・産地:ピエモンテ
・品種:グレーラ100%
・容量:750ml
まとめ
「お昼からスパークリングワインを開けて、フィッシュ&チップス作ってみる。」そんなお休みもたまには良いのではないでしょうか?!
オーストラリアに住む旅行好きの友人は、旅行に行けない代わりに毎週末旦那さんと色々な国の料理を楽しんでいるそうです。
テイクアウトやデリバリーを活用したり、たまには家で一から異国の料理に挑戦してみたり、月に1度でも「非日常」を味わう時間をもつと生活に彩りが出ると思います!
ぜひ次のお休みに試してみてくださいね☆
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【お家で楽しむワイン提案のワインエキスパート】
ニュージーランドワイン好きが高じて、ワイナリー・ブドウ畑巡りをする為ニュージーランドへ移住。
都内ワインインポーターにて星付きレストランにもワイン紹介をしてきた経験を活かし「お家でも気軽に楽しめるワイン時間」を提案しています。
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