家のみ充実！ネットで買えるワインのおつまみ

by Haruka Kageyama

家のみが格上げされる絶品おつまみ

家のみの需要が増えたことでネット販売を始めたお店も多く、今では様々なおつまみとワインをネットで注文して気軽に楽しめるようになりましたね。

『増え過ぎてどれが美味しいのかわからない。』

『せっかくの良いワインがあるけれど、料理を作るのは面倒くさい。』

『外食気分でお家でも美味しいものを楽しみたい。』

などなど、様々な声が聞こえてきます。

今回は気軽にネットで買えて、ワインに合う絶品おつまみを紹介させていただきます。たまに利用すると、楽ちんに美味しいものがいただけて、美味しいペアリングを楽しむことでとってもリフレッシュした気分になります。

今だからこそ、家飲みも楽しみましょう！

シャンパーニュなどのスパークリングワインにおすすめ

▶︎ダニエルさんのフィンガーフード

目にも美しいフィンガーフードの数々が、おもてなしにもぴったりで、とっても美味。それもそのはず、作っているのは旧ドイツ政府迎賓館『ペータースベルグ』の元総料理長だったハインリッヒ・ウド・ダニエルさん。

世界各国の国賓をもてなした料理を一口サイズのフィンガーフードに仕立てています。内容も豪華で、以下の8種類が各2個ずつ合計16個のまるで宝石のような美しいフィンガーフードが詰まっています。

・サーモンのタルタル
・白身魚のロール
・バジリコサーモン巻
・パプリカムース平目のハーブ漬け添え
・海老のズッキーニ包み
・森のきのこのテリーヌ
・仔牛の西洋わさび添え
・ロブスターと地鶏のポプリ

《おすすめワイン★★★》

▶︎ロゼ・ド・ムニエ・エクストラ・ブリュットNV ラエルト・フレール

ワイン評価誌として有名な『ゴー・エ・ミヨ』で『宝石のよう！』と称えられたラエルト・フレールのシャンパーニュ。

こちらは、古樹のムニエを使ったロゼで、30％マセレーション、10％赤ワイン、60％白ワイン（うち40％は樽で熟成させたリザーブ・ワイン）をアッサンブラージュ。

ロゼの懐の深さから様々な素材のお料理に合わせて楽しむことができます。

海の香りのする白ワインやロゼワインにおすすめ

▶︎広島牡蠣のオイル漬け

塩辛の専門店が作る広島牡蠣のオイル漬け。バルサミコ酢とバジルを使った洋風の味付けで、様々なワインと相性良く楽しめます。テレビでも紹介されて人気急上昇中ですので、あなたも試しにいかがでしょうか？

《おすすめワイン★★★》

▶︎テンプス・ヴィヴェンディアルベルト・ナンクラレス

スペインのリアス・バイシャスにある風化した花崗岩・砂質土壌で栽培されたアルバリーニョをステンレス発酵し、そのまま7ヶ月熟成しました。レモンやグレープフルーツなどの柑橘の香りに、ハーブの爽やかさ。豊かな果実味に豊富なミネラル、オイリーでリッチなテイストがオイル漬けの牡蠣の風味と同調します。そのまま温めてアヒージョのようにして、バゲットにのせていただくのも美味です。

ジューシーでまろやかな赤ワインにおすすめ

▶︎魅惑の白レバーパテ

ビストロやワインバーへ行ったら必ず注文すると決めてる方も多い人気メニューの一つ白レバーパテ。美味しいのとそうではないのと差が激しくて、ネットで買うのは少し勇気が必要ですよね。ですが、安心してください。この魅惑の白レバーパテは、東京の花小金井にある人気イタリアン『FaSoLa(ファソラ)』さんから作りたての味わいをそのままに届きます。

元々はイタリアのヴェネト州でシェフをやっていた本場仕込みのシェフ。無添加の素材しか使わず、素材の美味しさを引き出したお料理が地元で人気の名店です。その中でも1番人気のメニューが、この魅惑の白レバーパテなのです。一度食べるとその美味しさに驚き、ワインと合わせると、完全に虜になってしまいました。

《おすすめワイン★★★》

▶︎丸藤葡萄酒工業ルバイヤート・マスカット・ベーリーA 樽貯蔵

樽熟成を施したまろやかで甘やかなマスカット・ベーリーAの風味は白レバーに添えられるベリーソースを彷彿とさせるような素敵な組み合わせ。イチゴのコンポートや、みたらし団子のタレのような香ばしくも甘やかな香り。コクのある果実味で樽熟成によってまろやかに様々な要素が溶け込んでいます。

少し熟れたミディアムボディの樽熟の赤ワインにおすすめ

▶︎燻しチーズ

燻製を極めるお店その名も『煙神』。量の割に少し割高であることや、賞味期限が短いことはお店側も認めていて、安心して食べられるものを作りたいという想いから、保存料や着色料は不使用にこだわって一つ一つ手作りしているのが理由です。これが本当にめちゃくちゃ美味しい。スーパーで他の燻製チーズを買って比べてみましたが、雲泥の差。癖になる美味しさです。

《おすすめワイン★★★》

▶︎パーチナ

こちらのパーチナは、トップキュヴェのキャンティ・コッリ・セネージのSO2添加量の少なさから認証を落とされてしまったことからIGTトスカーナでリリースされているキュヴェです。

ブドウはサンジョヴェーゼ主体に、カナイオーロとチリエジョーロをブレンド、自然派生産者として知られるパーチナは、畑ではボルドー液以外の薬品は使用しません。

熟成することでこなれて落ち着きが出てきていて、燻製チーズの複雑な芳香と旨味を深めてくれます。無駄な添加物を使いたくない想いも共通し、ぴったりの組み合わせです。

食の楽しみは元気を与えてくれます。皆様のおすすめの組み合わせもこちらのサイトで是非シェアしてくださいね！

Haruka Kageyama

JSA Sommelier
The Ritz Carlton Tokyo Azure45や、阿部誠氏が率いる「東京ぶどう酒店」、「サロン・ド・シャンパーニュヴィオニス」、フランスのシャンパーニュ地方ランス「Domaine les Crayéres」にて10年以上サーヴィス、ソムリエールとして働く。
現在様々な形でワインを広めるべく雑誌やウェブメディアにて執筆中。 Haruka Kageyamaの記事一覧