「ボデガ・イニエスタ」が凄い!サッカー界のスターが手掛けるワインがブームの予感?

photo by Marc Puig i Perez

スペインが誇るサッカー界のスーパースター、アンドレス・イニエスタ選手。

今年はJリーグへの移籍も決まり、彼の名前を耳にされた方も多いのではないでしょうか。

FCバルセロナでの華々しい経歴はもとより、日本ではあまり知られることのなかった彼の故郷への思い、特にワインへの愛情は並々ならぬところがあります。

そんなイニエスタ選手、そして彼の愛するワインについてまとめてみましたのでお楽しみいただけたら幸いです!

ワインを愛するサッカー選手イニエスタについて知りたい。

photo by ferhat_culfaz

まず、イニエスタ選手のすごさについて、改めて説明したいと思います。

8歳の時、スペインのアルバセテに本拠地を置くアルバセテ・バロンピエのクラブチームに入団します。

その頃からずば抜けた才能を見せていたに違いありません。

12歳で世界的トップクラスであるFCバルセロナの持つクラブチームへ入団。

18歳での正式なデビューより、目を見張るような活躍が続きます。

ライバルチームのレアル・マドリードからの引き抜きが噂されたその金額、なんと日本円にして約77億円!すごいですね!!

こちらについて、後日、本人のイニエスタは「引退までバルセロナでプレーしたい」と否定しています。

バルセロナの中心となってチームを牽引し続けた功績はすばらしく、スペイン国内のプロリーグでは歴代最多である9回の優勝を果たすという偉業も成し遂げています。

また、2010年のワールドカップでのスペインの優勝も、イニエスタ抜きには語る事はできません。

決勝で見事にゴールを決めたイニエスタはその試合のMVPに選ばれています。

しかしながら、サッカー選手である以上、怪我に苦しむこともあったでしょう。

しだいに絶頂期を過ぎたことを少しずつ自覚しなくてはいけない局面を迎えます。

そして34歳を迎え、バルセロナを退団、さらには代表引退を表明。

移籍先が期待される中、彼は日本のJリーグ、ヴィッセル神戸と契約を交わすことになるのです。

イニエスタ選手とワインとのつながり

イニエスタ選手のワイン事業の元になったのは1990年代。

彼の父親が10haの畑でブドウの栽培を始めたことからです。

畑を買い取ったイニエスタは父親と協力し、2010年には本格的にワイナリーを立ち上げてワインを次々とリリース。

現在は170ha以上もの広大な畑となっています。

また、彼はワインやワイナリーを通じて地元の復興にも尽力しています。

例えば、イニエスタの建てたレストランは、エノツーリズム(ワインと食事の観光ツアー)として地域への集客にも効果をもたらしていますし、雇用促進のため失業者を積極的にワイナリーに採用。

故郷の英雄とも言われているのです。

そんなイニエスタにとって、ある時大きな事件が起こります。

子供の頃に所属していたクラブチームのアルバセデ・バロンピエが経営赤字に陥り、消滅の危機に直面することに。

心を痛めたイニエスタは、財団やサポーターへ援助を求めるメッセージを送るとともに自らの資金でチームを支え続けてきました。

2017年、上位チームから転落していたそのアルバセデ・バロンピエは再度2部リーグへ昇格を果たす事が出来ました。

イニエスタ選手もきっとワインでお祝いした事でしょうね!

ワイナリー「ボデガ・イニエスタ」のこだわり

ボデガ・イニエスタワイナリーがある場所は、中央台地を地中海に挟まれている土地。

年間の平均気温が12~16℃、平均雨量が400~600ミリ、平均日照時間は2,800時間です。

地中海性気候の影響を受けて、昼と夜の寒暖差が激しい所でもあります。

また、ミクロクリマにも恵まれ、ブドウの栽培にとても向いているのです。

ミクロクリマとは微気候のこと。

分かりやすく言うと、ある地方の大きな大気の条件を表すのがその土地のクリマですが、ミクロクリマはさらに細かい範囲の気候の条件の差のことを言います。

ブドウ造りに最適な場所という事に甘えるだけではなく、栽培や設備にも非常に力をいれているのがイニエスタのワイナリーのすごい所!

畑がすべて自社所有なのは当然の事ながら、一切の化学肥料を使わず天然肥料だけで作っています。

風通しや日光を十分に計算して栽培され、収穫されたブドウは30分以内に最新の醸造タンクへと運ばれるのです。

栽培されるブドウの品種はテンプラニーニョ、グラシアーノ、マカベオなどの国有品種だけではありません。シラー、シャルドネ、ソーベニヨン・ブランといった国産品種にも積極的にトライしています。

ワイン造りにもチャレンジし続ける、まさにイニエスタ選手らしさの表れのように感じますね!

「自然を敬い、生物の多様性を守る」ことを信条として作りだされるワインたち。

一体どんなワインがあるのか、見ていきましょう!

さっそく飲んでみたい!イニエスタのワイン!!

photo by Emiliano García-Page Sánchez

ボデガ・イニエスタで作られるワインにはイニエスタファミリーの愛情が詰まっています。

とりわけ、「Finca el carril Valeria(フィンカ・エル・カリール・バレリア)」と「Finca el carril Paolo Andrea(フィンカ・エル・カリール・パオロ・アンドレア)」の2本は、イニエスタの子供たちの名前が付けられたワインです。

今年2018年1月、日本の女性によるワインのコンクール「”SAKURA”Japan Women’s Wine Awards」が開催されました。

そこではなんと、4種類のイニエスタのワインがゴールド・メダルを与えられています!

まず、ワイナリー竣工の年にリリースされた、「Corazon Loco(コラソン・ロコ)(熱狂的な心)」。

このシリーズは、赤・白・ロゼ・スパークリングと揃っていて、2013年の赤と2016の白が選ばれました。

上にご紹介した、イニエスタの愛する子供の名前をつけたワインも、年は違えど、両方受賞しています。

日本でも買えるのか調べてみたところ楽天市場はじめ、ワイン販売サイトでも買えるようです。

サッカー界のスターであるイニエスタが作るワイン、所詮話題性だけで売れているのでは?という方もいらっしゃるかもしれません。

ところが、評価は決して低くなく、リピート購入されているという書き込みも多々見られます。

親しみやすい中にもしっかりとしてワインの味わいが感じられるそう。

イニエスタが手掛けたワインを、サッカー観戦しながら飲むなんてすごく贅沢だと思いませんか?

自分を知り、未来を見据え、バルセロナは最高のチームだからこそ、絶頂期を終えた自分はいるべきではない、と他のチームへの移籍を表明。

引退試合となった先のワールドカップのロシア戦では悔しい思いをしました。

それだけに、日本でのイニエスタの今後の活躍を応援したいですね!

TOMOKO
大学のフランス短期留学中に、早々とワインのとりこに。
現在、2軒のレストランでサービスに従事。夫、男子2児&ドーベルマンと湘南に暮らしています。