ペアリングワイン

旅気分を味わえる?「ニュージーランド航空採用ワイン」をお家で飲んで気分を盛り上げよう!

梅雨も明け、いよいよ夏本番ですね!今年は旅行を我慢して近場で夏休みを過ごす、という方も多いのではないでしょうか。

私自身も、予定していた旅がキャンセルになってしまいウズウズしていましたが、今は次に行く地の妄想を膨らませる日々です。

今回は、次の旅先の候補のひとつに入れたくなるような「エアライン・オブ・ザ・イヤー」に何度も輝くニュージーランド航空・空の旅の魅力。そして、少しでも旅気分を味わって頂けるようなニュージーランド航空で楽しめるワインをご紹介していきます。

少しでも胸をワクワクと膨らませるきっかけになれば嬉しいです!

「エアライン・オブ・ザ・イヤー」の常連、ニュージーランド航空

ニュージーランド航空は2020年「エアライン・オブ・ザ・イヤー」首位に輝き、なんと2014年から6度も同賞を受賞し続けています。

2020年度の「エアライン・オブ・ザ・イヤー」トップ3

1. ニュージーランド航空
2. シンガポール航空
3. 全日本空輸(ANA)

私自身も国内・外資問わず様々な航空会社を利用してきましたが、やはりニュージーランド航空に乗ると気持ち良く快適に機内時間を過ごすことができると実感します。

キャビンスタッフがフレンドリー

これは言わずもがなですが、やはり重要なポイント。日本のおもてなしサービスももちろん素敵ですが、NZ航空のスタッフは良い意味でキャビンスタッフらしくないところが私は好きです(笑)。

スタッフのコスチュームもマオリを彷彿とさせる模様のワンピースで割とカジュアルなスタイルです。これもフレンドリーな雰囲気を感じるポイントかもしれません。

そして、NZ航空は他航空界と比較しても男性キャビンスタッフの数が多いよう感じます。これはジェンダーボーダーに寛容なNZらしさが出ているのではないかと思います。

環境に優しいサービス

NZ航空では、チケットを予約する際にそのフライトで排出されるCo2量が表示され、「カーボンオフセット」(※ここでいうカーボンオフセットとは温室効果ガスの削減活動に投資することです。)を設定することができます。

そして、2018年には使い捨てプラスティック製品の使用は廃止されました。プレミアムエコノミーのアメニティはNZのオーガニックコスメ「ASHLEY&CO.」のリップバームを採用するなど環境に配慮した取り組みが一貫して行われています。

また2019年には、「食べられるコーヒーカップ」を発表。プラスティック製品を減らすというポリシーの元開発されたのはなんとクッキーで造られたコーヒーカップ!コーヒー文化の根付く国、そして年間800万杯ものコーヒーをサービスするNZ航空のユニークでECOな試みです。

そして、何といってもワイン好きにはたまらないのが機内でサービスされるワインのラインナップです!通常、エコノミークラス機内で楽しめるアルコールは種類別にビール・ワイン等各種1種類、多くても2・3種類というのが良いところではないでしょうか。

ところが、ニュージーランド航空ではエコノミークラスでも厳選されたニュージーランドワインが「泡1種、白2~3種、赤2~3種」という豊富なラインナップで楽しむことができるんです!(ビジネスプレミアにおいては品種別に2,3種ずつ計25種以上のワインが揃っています)

嬉しいことに、そのワインは機内ディスプレイで詳細を確認、オーダーすることもできます。

各国のワイン品評会の審査を務めるワインコンサルタントJim Harreが低湿度・高高度という特殊な機内環境でも楽しめるワインをすべてのクラスにおいて厳選しています。

また、ワインのラインナップは定期的に変わるので、飽きることなくニュージーランドワインを楽しむことができます。

実際に、前回筆者が搭乗した際は「スパークリングワイン1種、ソーヴィニヨンブラン1種、シャルドネ1種、ピノノワール1種、メルロー1種」というラインナップでした。

これだけバラエティに富んでいればお食事のチョイスに合わせてもワインを選ぶことができますよね。(基本的に、他の航空会社ではどんなワインが出てくるか分からないので機内サービスでワインを選ぶことのない私には嬉しいラインナップです。)

ワインをオーダーすると、キャビンアテンダントがカップに少し注ぎすぎでは?!と思う程並々とワインを注いでくれるので、もう文句のつけようがありません(笑)。

そして、夕食ではワインに合うニュージーランド産のチーズとクラッカーが出てくるのもお酒好きにはたまらないサービスです!

※写真はビジネスクラス機内食

「ビジネスプレミア」機内採用ワイン 厳選3本

今回は、現在「ビジネスプレミア」機内で実際に提供されているワインの中から、日本にいながらも楽しんで頂ける厳選3本をご紹介していきます。ニュージーランドワインを飲んで旅気分を味わってみませんか?

Pinot Gris Kumeu River
すべてのブドウは手摘みされ、高品質のブドウのみを選定し造られるこだわりの詰まったワインです。1937年よりNZにてブドウ栽培を始めた長い歴史を持つワイナリーで3代目マイケル氏はニュージーランド人として初のマスター・オブ・ワインとしても知られています。

*産地:オークランド
*品種:ピノ・グリ
*アルコール度:13.5%
*容量:750mℓ
*味わい:熟した桃やアプリコットなど豊かなアロマの中に、ナッティさが加わりリッチな味わいです。

Mount Riley Riesling
ニュージーランド国内のワイン売り場で見かけないことはない程、とてもポピュラーなワイナリーです。Mount Rileyの麓にそれぞれのブドウのヴィンヤードが広がっています。

*産地:マールボロ
*品種:リースリング
*アルコール度:12%
*容量:750mℓ
*味わい:白い花やライムなどフレッシュで華やかなアロマが広がります。梨や青りんごなどのジューシーでクリーンなリースリングらしい豊かな味わいを楽しんで頂けます。

CRAGGY RANGE SYRAH GIMBLETT GRAVELS VINEYARD
ホークスベイ地方でも高品質なワイン造りで名高い「CRAGGY RANGE」。ムートンロスチャイルドやオーパスワンなど名だたるワイナリーが選ばれるWorld’s most respected wineries 2020に選出されています。

*産地:ホークスベイ
*品種:シラー
*アルコール度:13.5
*容量:750mℓ
*味わい:深い色見のバラやブラックカラントの香りが混ざり合い、上品なタンニンが余韻まで続きます。

まとめ

今回ご紹介したワインサービス以外にも、ニュージーランド航空では、エコノミーシートをフルフラットシートへカスタマイズできる「スカイカウチ」の開発や今年発表されたフルフラットベッド型の寝室「スカイネスト」(長距離フライトの睡眠の質向上重視し、エコノミー機内にシートではなくベッドを設置してしまうという驚きのサービス!!)の開発など今までの常識を打ち破る革新的なサービスを提供し続けています。

まだ、ニュージーランド航空を利用されたことがない方は是非ニュージーランド航空での空の旅・そしてニュージーランドにて大自然とワインを楽しむ旅を計画してみてはいかがでしょうか。

高橋 宗子

【お家で楽しむワイン提案のワインエキスパート】
ニュージーランドワイン好きが高じて、ワイナリー・ブドウ畑巡りをする為ニュージーランドへ移住。
都内ワインインポーターにて星付きレストランにもワイン紹介をしてきた経験を活かし「お家でも気軽に楽しめるワイン時間」を提案しています。 高橋 宗子の記事一覧 

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