ミッション!ワインのつまみをおうちにある食材で完成させよ!

最高の一杯に最高の一皿。

グラスに注いだワインがお料理と絶妙の相性を見せた時、それは運命的に惹かれあう恋人達のよう。

まさにペアリング。

なんて、ロマンティックに始めましたが、実際はというとまた別のお話。

毎日買い物に行けるわけでもないし、おつまみに高級な材料ばかりは使えません。

ところが、ちょっと冷蔵庫をのぞいてみてください。

昨日のレフト・オーバー、いわゆる残り物(笑)の組み合わせが、思いがけないメニューに早変わり。

だって特別じゃない日も楽しく乾杯したいですから!

ワインのつまみに意外と使える、大根、ハム、胡瓜

とっぷり暗くなった帰り道。

そうだ、まだあれとあれが残っていたはず、と思い出しながら家に到着。

冷蔵庫を開けた途端、膝から崩れ落ちてしまうことってありませんか?

予定していた食材がお家になかった時のショックは大きいですよね。

特に、ちょっとワインでも開けたいな、と思っている時は尚更です。

あるいは翌日のパーティーの為にせっかく買い出ししてきたけれど、なんだかお料理がさみしいかも?

そんな時!大根やきゅうり、ハムがあれば大活躍です。

①大根、きゅうりは短冊切りにして軽く塩を振っておきます。細めより、やや正方形に近い方が見栄えがいいでしょう。

②上の二つを重ねて巻けるように、ハムを適当に切ってから巻いてください。

簡単過ぎる「なんちゃってオードブル」の出来上がりです。

シンプルですが、思った以上にお酒がすすむので一度お試しください。

本来、生ハムで作ったりするものですが、ハムでも十分代用できます。

生ハムの場合は塩分がきついので、お塩はほとんど振らなくても大丈夫ですよ。

また、大根、きゅうりでシャキシャキの本格ピクルスなんかも作れちゃいます。

▼用意する材料(漬け込み液用)

・米酢200CC
・お水200CC
・砂糖大さじ4杯
・お塩小さじ1
(これを基本の分量として、お水を減らしたりお砂糖を増やしたり、出来上がりのお好みによってアレンジしてくださいね)

①きゅうりや大根を縦に拍子木切りします。縦長の細い長方形に切る訳ですが、きゅうりは細く切りすぎるとせっかくの歯ごたえが無くなってしまいますのでご注意ください。他にも、ニンジンやカリフラワーなど、主役は冷蔵庫の残り野菜です。

②漬けこみ液の材料を合わせてお鍋に入れて火にかけます。沸騰させてお酢の酸味を飛ばし、砂糖をしっかり溶かしてください。いったん液を冷まして注ぐレシピもありますが、カリフラワーやニンジンなどを入れた場合は熱いまま注いだ方が、味がしみやすいでしょう。

ローリエ、鷹の爪や粒こしょうを常備されているなら、是非一緒に漬けてくださいね!

ニンニクがあればスライスして入れましょう。

それにディル、ケーパー、バジルやオレガノなどを入れると、お店でいただくような深いお味に。

家庭菜園で育てている方も多いかと思いますので、お好みのハーブがあればどうぞ!

ニンジン一本からの敗者復活

おつまみを作ろうと思い立った時、ニンジン1本しかないとしたら、それは主婦のレゾンデートル(存在理由)崩壊の危機?(笑)

いえいえ、ニンジン1本から、「キャロットラぺ」という立派なクリュディテが簡単に作れるんです。

クリュディテというのは、フランスではお野菜中心の前菜のこと。

日本では箸休めとしても一役買ってくれる、縁の下の力持ちです。

ちなみに、生ハムやパテなどのお肉系前菜はシャルキュトリと言います。

どちらもいかにもワインに合いそうだと思いませんか?

それでは、「キャロットラぺ」の作り方を簡単に説明しますね。

①ニンジンを千切りにして塩コショウをふります。今はスライサーをお持ちの方も多いと思いますので、あっという間に出来上がります。
※味付き塩コショウは使わないでください。ちょっとぼんやりした仕上がりになってしまうし、味付け調味料のえぐみが強調されてしまいかねません。

粗挽きの黒胡椒なら、それだけでキレのある大人の味になりますのでおすすめです。

②しばらく寝かせてしっとりしたら、オリーブオイルとバルサミコ酢をかけて揉むように混ぜてください。

③以上で出来上がりです。2時間ほど置くと味がいい感じに沁みこみ始めて、出来れば半日置いていただけるとしっかり味が整います。

これは基本の分量ですが、レモン(レモン果汁100%の商品などでもOK)があれば果汁をかけてあげて下さい。

また、オレンジジュースやはちみつを混ぜると、ほんのりした甘さと胡椒の刺激がマッチして、ぐっと本格的な味になります。

搾って、シーチキンやハムと合わせてサンドイッチにもできますし、サラダの代わりにメインの付け合せにも使えます!

ワイン好きのお家に常備していそうな食材(推測)で逸品を!

著者のワイン好きの知人、数人にアンケートしてみました。

「今、冷蔵庫に何がある?」

答えはこちらです。

その1)主婦層:チーズ・白イチジク・ベーコン・オリーブ・キャビア(!)・常備野菜・納豆・牛乳etc.

その2)独身層:豆腐、納豆、チーズ、キムチetc.

という結果に!

キャビアはさておき(笑)、以上の食材の中からワインにあいそうなおつまみを作ってみましょう。

「チーズ揚げ出し豆腐」なんていかがですか?

作り方は簡単で、豆腐を横にカットして間にスライスチーズをはさみます。

豆腐が大きい場合はまず縦半分に切ってからの方が、調理しやすいかもしれません。

そして片栗粉をつけて油で揚げるだけ。

お出汁は、鰹節で丁寧にとるのもいいですが、麺つゆでも代用できるので急な来客の時でも慌てない、慌てない。

もしもお家にプチトマトがあれば、一緒に揚げてもよく合います。

ちょっとした創作料理屋さんのメニューでお客様を驚かせちゃいましょう。

冷凍保存や乾燥食材なら日持ちもOK

卵と牛乳は一般家庭では切らす事は少ないのではないでしょうか。

玉ねぎも、ジャガイモやニンジン同様、なんとなくいつもお家にある食材の一つ。

著者は、冷凍ほうれん草とパイシートを常備しているので、チーズとベーコンがある時は「困った時のキッシュ」です。

▼作り方はこちら

①薄切りにした玉ねぎと冷凍ほうれん草、ベーコンをバターで炒め、塩コショウで味付けします。この間にオーブンを200度に温めておきます。

②綿棒で伸ばしたパイ生地を型に入れてはみ出した部分はカット。生地にフォークで穴を開けます。

③牛乳50㏄に卵2個を割り入れ塩コショウを振って混ぜておきます。生クリームはなかなか買い置きしていないと思うので、牛乳で充分です。

④パイ生地の上に①の具材とシュレッドチーズを入れ、③を注ぎましょう。

⑤なんとなく均等に混ざったら、オーブンで17分焼き上げて完了!オーブンによって焼き上がりに差がありますので、時々様子をみてあげてくださいね。

最近は冷凍保存できるムール貝もありますし、生ハムやスモークサーモンも日持ちしやすいですね。

クスクスやレンズ豆などの乾燥食材なら半年以上は心配なし。

そう言った食材を常備しておくと、お家おつまみの幅がとても広がります。

料理検索サイトも多種多様な近頃。

スーパーに駆け込めない時だって、ご自宅にある何気ない食材でワインと楽しむおいしいおつまみが作れます!

TOMOKO
大学のフランス短期留学中に、早々とワインのとりこに。
現在、2軒のレストランでサービスに従事。夫、男子2児&ドーベルマンと湘南に暮らしています。