ワインオークションってどうやるの?日本より安く高級ワインが買えるかも!?

「ワインオークション」というものをご存知でしょうか?

ネットオークションこそ浸透していますが、日本人にはあまり馴染みがありません。

ネットオークションに代わるのが市場の「競り」(せり)でしょうが、キャップをかぶった長靴オジサンたちの戦場という感じで、いまいちイメージがちがいますね(笑)

ヨーロッパでは、古くからワインが競売にかけられてきました。

たとえば、ロンドンにある世界最初の美術品オークションハウス「サザビーズ」では、美術品ではないはずのワインが、財産として出品されています。

https://ja.wikipedia.org/wiki/サザビーズ

今回はワインオークションと、日本人でもお手軽に参加できるサービスについて、まとめていきたいと思います!

海外のワインオークションに参加するメリットって?

「ワイン投資」のページでもふれましたが、ヨーロッパではワインの資産価値が担保として認められたり、相続税がかからないなど、様々なメリットがあります!

一方日本では、ばっちり相続税が適応されるうえ、近頃はワイン相場がやや高騰しているという特徴があります。

ワインオークション代行企業「LE RAISIN株式会社」によると、以下のメリットがあるそうです。

①オークションワインは高品質!
著名なオークションハウスでワインを出品するには、厳しい品質審査をクリアしなければなりません。

言いかえれば、オークションにかけられたワインはそれだけで品質が保証されているのです。

②日本と国外のニーズの差異!
日本と外国では、人気のあるワインの種類が異なります。たとえば日本人は五大シャトー(シャトー・マルゴー、シャトー・ラトゥール、シャトー・ラフィット・ロートシルト、シャトー・ムートン・ロートシルト、シャトー・オー・ブリオン)と呼ばれるフランスワインを好む傾向があります。

しかし肝心のフランス人は、自国のワインをわざわざ国外オークションで買うようなことはしないわけです。

有名シャトーのものでも、ライバルが少ないことが予想されます。

③価格の安さ
以上の理由から、オークションのワインは総じて日本より価格が安い!

後述しますが、たとえば「LE RAISIN株式会社」では、1967年のシャトー・ラトゥールを約1万1400円/本(日本国内の参考価格4万円)で、1983年のシャトー・ムートン・ロートシルトを約1万2500円/本(同参考価格6万円)で購入した実績を公開しています。

具体的にどうやるの?国外ワインオークションの参加方法

海外で行われているワインオークションに参加するには、ふたつの方法があります。

A. 日本の代行企業に委託する。
B. 英語のネットオークションにチャレンジする。

聞くだけならずいぶんお手軽ですね!

Aの場合、たとえば先述した「LE RAISIN株式会社」などのワインオークション代行企業があげられます。

ここでは顧客が予算を定め、その予算内で海外のワインオークションに慣れたスタッフが実際にワインを競り落としてきてくれます。
(参考URL http://www.climat.org/auction/index.htm)

流れとしては、こんな感じ。

①オークション開催日・商品の確認
②メールまたはfaxで注文
③注文確定
④落札結果報告と請求
⑤入金確認後、国外より輸送
⑥商品到着

これを自分一人でやるのは大変ですね!

ワインのオークションに参加するには、入札から落札までの競売知識や、為替の知識、それ以外にも落札後の輸送手続き・関税手続きなどなど、ワインの専門知識が必要です。 

日本におけるワインオークション代行企業はまだまだベンチャーの扱い…しかしながら、絶対にニーズは予想されるし、自由や融通が利くという利点もあると言えるでしょう!

Bの場合、「ワイン投資」の回でも触れたイギリスのエリザベス女王御用達ワイン商「BerryBros. & Rudd(ベリー・ブラザーズ&ラッド)」社がよく紹介されます。
(参考URL(日本語)http://www.bbr.co.jp/)

BerryBros. & Ruddでは、身元がはっきりとした質の良い買い手さんを紹介してくれるため、適切な時期に、適切な値段で、ワインを購入・売却することができるのだそうです。

また、比較的簡単で、サイトで顧客が自由に値段をつけていくシステムなんだとか。

欧米では、ワインのネットオークションはごくごく当たり前のようですね!
(参考URL(英語)https://www.wine-searcher.com/find/berry+bros+rudd/1/-/-/t)

まとめ

今回のポイントは、日本ではなく海外のワイン市場に目を向けてみるということ!

ワイン自体は日本の食文化に定着したと言っていいでしょう。

しかしながら、輸入ワインのネックはなんといっても高いこと…!

とくに高級ブランドで通ってるシャトーのワインは、一本で宿泊旅行に行けるほどの金額がつくこともめずらしくないですね。

毎日飲みたいものだからこそ、おいしいワインのボトル(750ml)単価が下がれば、これほどうれしいことはありません。

ワインオークション、ご検討されてみてはいかがでしょうか?

鈴木 桃
フレンチ接客経験10年。
お酒大好き!お料理も大好き!すなわちキッチンドランカー(笑)